こんにちは!HultドバイキャンパスのYutarohです!
今回は、約3か月間のドバイ生活の様子や現地で感じたことを綴らせていただきます!
人に恵まれた
本当にこの一言に尽きます。とにかく多くの方に助けてもらいながら、なんとかここまで生き延びてきました。
たとえば、入国してすぐに住居を探す必要があったのですが、個人的にはこれがなかなか大変でした。
ところが、たまたま行った内覧先で出会った方が、オーナーとのやり取りから生活に必要な情報の共有まで、自分事以上の熱量でサポートしてくださり、そのおかげで比較的スムーズに生活基盤を整えることができました。
また、大阪万博で声をかけたエミラティ(UAE現地の方)の方と友達になりまして、車でドバイ中を案内してくれたり、自宅に食事へ招いてくれたりと、ありがたいご縁に恵まれています。
※家探しにも尽力してくれたのですが、あまりにも住む世界が違いすぎたため、丁重にお断りさせていただきました・・笑
結果論ではありますが、こうした出会いのおかげで、今日までなんとかやってこれています。
今振り返ると、もしこの出会いがなかったら今頃どうなっていたのだろう..と、少しゾッとします笑
※エミラティの友人宅に招待された際
久しぶりの学生生活
まさに「これがMBAか!」という毎日です。クラスやチームに溶け込みやすいような授業・イベントが多数用意されている一方で、やはり課題はかなり多く、当たり前かもしれませんが決して楽ではありません。それでも、みんなでヒーヒー言いながら協力し、なんとか乗り越えています。
特に面白いと感じたのは、常に実践ベースのアウトプットを求められることです。具体的には、授業中その場でグループワークが課され、その結果をプレゼンする取り組みが、かなりの頻度で行われます。
限られた時間の中でチームメンバそれぞれの知識と経験を持ち寄り、ときにはぶつかり合いながらも意思決定を行う訓練は、とても刺激的です。
放課後や休日には、みんなでご飯に行ったり、スポーツをしたり、フットボールTV観戦後推しチームが負けて本気で怒ったクラスメイトをなだめたりしたりと、合間を縫ってしっかり楽しんでいます。
学期末にはおつかれさまパーティや、クラスメイト一同で砂漠で一夜を過ごすイベントなどもあり、勉強以外の時間も含めて本当に濃い日々を過ごしています。
※初めてのチームプレゼンを乗り越えた際の一枚。最高のTeam 5!
※秋タームおつかれさまパーティ!!
ドバイに関して
UAE(ドバイ)は、本当に未来を向いて走っているなと感じます。AIの実践活用にもかなり積極的で、一説には世界一AIを労働年齢層が活用している、という話も耳にしました。
しかもかなり現実的なAI活用(挑戦⇒失敗⇒改善⇒成功)が進んでいるように感じます。
また、UAEのAI 2031を軸にした中長期ビジョン(AIハブ化、政府サービスへの適用、データ基盤の整備など)に触れるたびに、「きっと本当にやり切るんだろうな」と素直に思わされます。
街のあちらこちらで建設工事が進んでいて、とにかくそのエネルギーも圧倒的です。
(一つひとつの空き地がとにかく広く、その地表は土ではなく砂であることにもドバイ味を感じております)
そんなドバイですが、雨には弱いことも分かりました。秋ターム最終日前日、日本では”普通の”雨が降ったのですが、浸水の危険があるとのことで最終日はオンラインクラスに変更となりました。
ビジネスチャレンジという授業で実際のクライアントに向けてプレゼンテーションを行うという予定であったため、複雑な気持ちではありましたが、「普通の雨」でここまで混乱するのか、と知れたのも、今となっては良い経験です。
UAEつながりでは、Abu Dhabi Finance Week (ADFW)というイベントに参加し、ビル・ゲイツ氏と同じ空気を吸いながらゲイツ氏の話を聴く機会にも恵まれました。
これは純粋に興奮しました。めっちゃ嬉しかったです。
「このためにドバイに来たんだ!!!」とアブダビで叫んでいました笑
※ビル・ゲイツ氏の講演
※こんなに近かったんです
日本人として
そんな環境の中で、「日本人で良かったな。」と感じた場面がたくさんありました。初対面の方に日本人だと伝えると、「日本の●●に行ったよ!」とわざわざスマホの写真を見せながら思い出を語ってくれる方も多く、日本への関心の高さを感じます。
グループワークや課題の中でも、「Yutarohの意見を聞きたいから、ぜひ話して。どう考えている?」と声をかけてもらうことがあり、日本人であることが一つの強みになっていると感じます。
同時に、「なんで(あの恵まれた)日本人なのに、ドバイに来たの‥?」と聞かれることも、正直よくあります。
日本人が信頼され、尊敬されていることは嬉しい反面、その期待を裏切らないよう精進していきたいと思います。
ただ、正直なところ、今はまだその“日本ブランド”助けられている部分が多く、本領発揮できていません。
春タームからは「日本人だから」ではなく、「Yutarohだから一緒に働きたい」「Yutarohの意見を聞きたい」と思ってもらえるような存在になっていきたい。そんなことを考えながら、ドバイでの生活を続けて参ります!
まだまだ語りたいことはありますが、今回はこの辺にさせていただきます。
少しでも、Hultでの学びやドバイでの生活の雰囲気が伝わっていれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
※最初のチームプレゼンで使用した、最終頁のピッチ
次はMBA同期のHiroshiにバトンタッチします!