皆さん、こんにちは!
現在、MBA with Analyticsのプログラムに在籍している「庄 勝久(ショウカツヒサ)」と申します。ファーストネームのKatsuhisaが言いづらいため、みんなからは、Mr. Shoと呼ばれています。気が付けば、ボストンにまいりまして、8か月が経ちました(EFボストンでの2か月にわたる語学学習+Hultに入学して半年間の授業)。One‐Year‐MBAを履修しているものとしては、留学生活の折り返し地点を通り過ぎたところです。
少し前までは、私も、今このブログを読まれている皆様と同じ立場におりました。Hultに正式に入学するまでは、不安と心配で心の中がいっぱいでしたが、今となれば、最新の学びの場である、Hultボストン校に入学できて本当によかったと感じております。私のMBA留学の体験談が、一人でも多くの方のお役に立つことができましたら、これほど嬉しいことはございません。あくまで、一人の体験談としまして、気軽に読んでいただけますと幸いでございます。
Contents
(1)新たな学びを始めるのに遅いことはない
正直言いづらいのですが、私は、前職を早期退職しまして、50歳代からのシニアチャレンジとしてHultに入学いたしました。今年度、日本からHultに入学された方の中で、私が最年長だと思います。
外国語大学を卒業したものとしては、どうしても、できるうちに実際の海外の大学で、現地ビジネスに即したプログラムを学んで海外で働いてみたいという想いをずっと胸の中に持っておりました。いつまでも悩んでいても仕方がないと思い、私の人生のメンターであります「大学母校の恩師」に、「どうしても、海外の大学に入学して、現地に即したビジネスを学んで、海外現地で働きたいと思いますが、先生どう思われますか?」と先生の自宅を訪問して、お伺いいたしました。私は、てっきり、「Shoさん、この年齢から、海外の大学に行ってどうするの?」と手厳しい回答をされると思いきや、先生は、「学ぶことに遅いことはないよ。私(先生)は、70歳になってからも、海外の大学で、ある学科のドクターを取ったよ。行けるときに早く行きなさい!」と逆にはっぱをかけられました。母校の名誉教授である先生がおっしゃられるのだから、私も挑戦してみよう!という気持ちになりました。
その時、自分は、「挑戦しないで後悔するより、恥をかくかもしれないけど、挑戦して本当にダメか試してみよう。」と思ったのが、このHultでのMBA留学を決断したきっかけとなります。
(2)それなりの念入りな準備が必要です
ただし、MBA留学をするには、それなりの準備が必要と実感いたしました。実際の授業の状況をお伝えしますと、教授陣は、専門的なテーマをこと細かく、専門的な英語で話されます。授業を聞いている留学生もみんな5年以上の海外での職務経験があり、授業のやり取りもしっかりとした英語で、教授とペラペラの英語でやり取りします。キーワードを聞き取りながら授業を理解して、時には、自ら質問や発言ができるレベルに持っていかなければなりません。従いまして、教授の話されていることの半分くらいを理解できる語学トレーニングと自分の意見を分かりやすく伝えることができる英語表現力が必要になってきます。EFボストンで2か月集中して勉強して何とか付いていけている状態です。
また、留学資金の準備、前職を円満退社、F-1学生ビザの取得等を自分なりにリストアップしながら準備を進めてきました。私自身、実は計画をしまして、実際にHultに入学するまで約5年の年月がかかりました。長期的な計画をして実現することができました。特に、Hultの留学窓口担当の岩田さんや高橋さんに根気よく付き合っていただき、様々なアドバイスをいただきまして5年越しでHultでのMBA留学を実現することができました。そういった、事前準備の苦労があって、初めて今の自分が存在しています。もちろん、今現在も、日々授業の予習復習を実施して、課題のやりくりをしています。
しかしながら「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」と日々充実しており個人的には非常に楽しいです。世界各国30か国から同じ志を持って学びに来ている同級生や友人とほぼ毎日英語で気軽に話ができることに満足しています。
(3)周りの人々(家族や友人等)からの理解を得ることの大切さ
自分なりに計画をして、ここまで来ることができましたが、多くの人の協力があってこそ、実現できたと感じています。妻や二人の子供たち、両親、前職の職場の同僚、身近な友人達に、理解をしていただき、送り出していただきました。単身で、寮のHult Houseで生活しながら、最新のMBA with Analyticsのプログラムを学んでいます。特に、妻や子供たちが動揺しないように、留学が決まる1年前から、家族に自分の計画を説明し、理解を促しておりました。私自身、基本的に自炊や料理が出来ますので、久々の単身生活ですが、それほどホームシックにならずに、過ごすことが出来ております。週に一回は、妻や子供たちと携帯で話をするようにしています。
(4)やはり、答えは、現場にある
個人的には、アメリカには6回ほど、個人旅行で来ておりまして、このボストンは、大学の卒業旅行以来2回目の訪問となります。ご存じ、このボストンは、アメリカの中でも有数の教育都市です。私が住んでおりますHult Houseから歩いて30分くらいでMIT(マサチューセッツ工科大学)、バスに乗って40分くらいでHarvard University、電車(地下鉄)とバスを乗り継いで1時間前後で、Boston CollegeやBoston Universityに行くことができます。
さまざまな交流団体があり、時々無料イベントが開催されていて、時間のある時や興味のあるテーマがあるときに、事前に申し込みをして参加しています。もちろん、Hult内にもクラブ活動や無料イベント、キャリアセミナー等が行われており、これも事前登録等で参加することが出来ます。この最高の環境で学ぼうと、世界各国から留学生が集まってきています。
ただ、自分は、外国語大学出身のため、経営に関する専攻科目や財務会計や経済学の知識は、営業時代に見よう見まねで学習したくらいですので、MBAのFinance、Accountingや経済学の授業は非常に苦労いたしました。AmazonのKindle電子書籍で、自分なりに日本語で英文会計やマクロ経済学・ミクロ経済学の本を読みながら、理解を補っております。
現場に来て、様様な授業を受けて、いろいろな人と会話をしておりますと、今まで、自分は何ができていて、何ができていなかったが、よくわかります。「卒業後の仕事実務に向けて、自分のこういったところは、継続して伸ばして」、「できていないFinance/Accountingや経済学は、自習をして補って、経営陣と英語で会話ができ、意思疎通ができるようにしておこう」といった、次の目標が見えてきます。
また、AI StrategyやBusiness ChallengeといったHultならではのプログラムがあり、最新の実践的なプログラムが多数あります。これらの授業を一つ一つ消化理解をして、次の仕事で活かしていけるように、日々学習しております。さらに、データ分析の領域では、Tableau、SQL、Python等を学べる授業を履修することが出来、新たな手法での分析、資料作成提案ツールとして、一つ一つマスターしていこうと考えております。
(5)私なりのHultに来て、学ぶことができた大切なこと
語学学校のEFボストンでもそうですが、Hultには、世界中の国々(具体的には、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、チェコ、ベルギー、ナイジェリア、中国、台湾、韓国、ベトナム、カンボジア、パキスタン、インド、アメリカ、メキシコ、ブラジル、ペルー、チリ、アルゼンチン、コロンビア、日本等)から学びに来ている留学生と心底仲良くなることができ、その中には、卒業後もお互いの国を行き来することが出来る交友関係を築くことができます。基本的に、ノンネイティブで第二外国語が英語の人が多く、日本人と同様、学校等でのみ英語を学んできた学生もおられ、英語に関しては、できるだけお互い簡単で分かりやすい英語で話そうとする雰囲気があります。今となっては、さまざまなSNS(Instagram, Facebook, LinkedIn, WhatsApp)でつながっています。また、私は、前述しましたように、シニア世代でMBA留学をしているため、世代を超えて親しくなることができ、時には、自分の息子の年齢に近い後輩たちと最新の勉強アイデアについて情報交換をしております。
もちろん、大学の教授陣や先生方とも仲良くなることが出来、このつながりが、自分の人生にとって、かけがえのない財産となっています。ぜひ、このつながり、コネクションを後輩たちに共有をしてつないでいきたいと感じています。
正直申しまして、日々の課題に追われてあまり小旅行や遊びに行けておりませんが、最終の夏学期の余裕のある時に、美術館巡りや近くの観光スポットを訪問していきたいと考えています。
(6)今後のキャリア・就職について
就職活動についてですが、私は、シニアチャレンジのため、独自の方法でアプローチしています。新卒の20代の方々と同じようにはいきません。個人的には、2つの方向性を持って現在就職活動を行っています。
一つは、「卒業後、アメリカのどこかの都市で働く」。もう一つは「日本に帰国して、東京や大阪で、海外出張等ができる国際的な仕事に就く」。この2つの方向性で進めています。具体的には、これから本格的な就職活動を実施していく形になりますが、まずは、Hult内で開催されるキャリアセミナーの中から自分の興味あるものに積極的に参加をしてコネクションを作っていきます。時には、LinkedInでつながって有益な情報を得ることが出来ます。
また、並行しまして、Hultのキャリアコーチと事前予約を取りまして、個別に面談をしていただき、履歴書の書き方から就職活動の仕方や先輩方とつながる方法を模索しながら実施しております。基本的なアプローチの仕方はこのような感じですが、あとは、自分で積極的に動いていこうと思っております。この活動をあと半年ほど継続しまして、1案2案のどちらかの方向で1社でも2社でも内定をいただきたいと準備をしております。自分の性格上、「何とかなる、いや、何とかしていく。」といった気持ちで就職活動に取り組んでおります。
最後になりましたが、私のHultでのMBAジャーニーは、まだまだ続きます。どこまでできるかは、正直なところ分かりませんが、チャレンジャーとして一つ一つ課題をクリアしまして前進していきたく存じます。現在、恐らく悩んでおられる方もおられると思いますが、本記事が、これからHultでの留学を検討されている方々にとって、一つでもご参考になるところがございましたら非常に嬉しく存じます。もし何か不明点などありましたら、遠慮なくご相談ください!
次は、ボストンMBANのYutoにバトンを渡します。