Hultは1年制のため、他の2年制MBAのように長期の休暇を利用してインターンをするということが、ほぼ不可能な状況です。また、インターンに参加する学生はModule C&Dの授業登録の際に、インターンの事前申請を行い、受理されなければならないという縛りがあるため、敷居が高いのが現状です。加えて、留学生、特に日本人にとっては、ビザの問題や、語学力不足などが弊害となり、インターン先を獲得することは容易ではありません。
それでも、Hultや教授陣(教授の事務所の運営・管理などの業務)が学生にインターンの機会を提供しており、留学生も含めて多数の学生がModule C&Dの間にインターンを行っています。日本人のインターンで成功する可能性が高いのは、やはりボストンキャリアフォーラムかと思われます。ボストンキャリアフォーラムは主に日本で働くケースが多いので、日本語と英語の両方を使った業務が想定されます。インターンに興味のある人は、HultがModule C&Dの期間しかインターンを許可していない点など、自分の状況を先方企業にしっかりと伝えたうえで、どのようなプランがありうるか相談することをお勧めします。また、同時にHult のStudent Serviceにもできるだけ早い段階でインターンの希望を伝え、企業が決まった場合にModule C&Dで確実にインターンを許可してもらうよう、調整をしたほうが良いでしょう。
参考サイト:インターンとは