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2010年入学のOne-Year MBAのカリキュラムを以下でご紹介します。
科目一覧
必須科目:
選択科目:
授業内容
必須科目:
Module-A
International Accounting
この授業ではビジネスの根幹である会計の基礎知識を養う。勘定科目の仕分けから始まり、B/S、 Income Statement、Cash Flow計算書の作成能力を通じて、一連の企業会計の知識を深めます。授業後期には、原価計算・予算管理などの管理会計を中心に学ぶ。
Financial Management
講義中心の授業にて基本的なファイナンスを学ぶと同時に、ケーススタディーを通じて教授が生徒に与えた質問に対し、事前に予習を通じてケースから必要な情報を抽出、分析、解釈して授業に臨むスタイル。決算書の数字から読み取れる過去、未来における「企業の状況・動き」を各種のレシオ分析から推測したり、貨幣、債権などの現在・将来価値の計算方法を習得する。
加えて基本的な企業価値の算出方法(DCF法/マルチプル法)なども学びます。
Managerial Economics
ここでは主に講義中心の授業スタイルを取り、企業意思決定の際における市場経済分析に必要な知識(生産理論における限界・弾力性・コスト分析及びゲーム理論などを学ぶ。また市場が企業経営に及ぼす影響などを、各種の市場形態(独占・寡占)別に学習する。
Global Management
不特定多数要素が複雑に絡み合いするグローバル市場においての、各個人・各組織の様々な意思決定、人間関係、問題解決などの困難な局面に対する状況理解能力をケーススタディーを通して、追求学習する。 授業の終盤には、グループ別に異なる国のビジネス様式、文化様式を理解するSKIT(寸劇)を行い、異文化多国籍が混在するビジネスの円滑化を図れる準備する。
Marketing Management
基本的なマーケティング手法を通して、カスタマーリレーション構築のノウハウを学習する。授業はケースステディーを中心に進められ、時には学外からマーケティングを専門とするゲストスピーカーが教壇に立ち最新の手法などを学ぶ。理論と実践をバランスよく体系的に学習する。
Managerial Decision Making
ここでは架空のビジネス状況下においての意思決定を抽出したデータを元にExcelなどのアプリケーションを通して相関分析、回帰分析、信頼区間などの分析をし、可能な限り理想的な結果に近づくための方法論を学ぶ。
Module B
Consulting Method & Innovation
Module Dにて本格的に実践するALPのための事前授業授業では実際コンサルティング企業で採用されている問題解決のフレームワークを実施及び応用方法などを学び、企業が抱えている問題・ディレンマなどの解決を目指せるように構成されている。授業終盤には各チームで選択した企業の問題を仮想的に設定し進めていく。
Financial management in the International Environment
Module Aでの基本知識をベースに、ここではケーススタディの比重を重きを置き、より実社会でのファイナンスの世界を探究できるよう構成されている。 事前に提示される質問に関して、これまで培ったあらゆる知識をベースにアプローチを図る。
Operation Management
企業活動でのサービス及び製品の供給におけるオペレーションの効率最大化を目的としたリソース、労働力、資本、テクノロジーなどの情報を考慮し、問題のボトルネックを抽出、解決を目指す。
Project Management
ここではProject Managementの基礎となる概念を中心に学ぶ。また実践編としてMicrosoft Projectを使用しての架空プロジェクトを計画、実施を通して概念から実践力へと結び付けていく。選択科目においても、応用編の授業も用意されている。PMP (Project Management Professional) の資格取得を目指す。
Strategy
企業の戦略的マネージメントをケース中心に分析するとともに、ストラテジーにおける重要な幾つかの概念、フレームワークを学ぶ。ポーターの戦略分析をベースにプラスαされた競合相手の分析、産業分析、優位性の維持など数多くの分析ツールを学ぶ。最終的にグループワークで企業の成長戦略を立案しレポートを提出する。