初めまして。この度Tomoさんからバトンを引き継いだHULT International Business Schoolロンドンキャンパス2025年インテイクの田渕です。
このブログでは私がHULTで得られた学びというよりも現地でどのように出費を抑えて生活をしているかを解説していきたいと思います。ロンドンという世界的に見ても生活費が高い地域で留学する上で、生活費をいかに節約するかはとても重要なファクターになると思います。
確かに、日本よりは明らかに生活費は高いですが、自分が日々実践している節約術をマネするだけで1年間当たり何十万円もの出費を抑えることも夢ではありません。もちろんせっかく留学に来ているので、渋りすぎるのは良くないですが、妥協できるところは妥協して、自分が本当にお金をかけたいと思える経験やモノ(旅行・趣味など)にお金を費やすことが可能になります。最後には自分の1カ月当たりの出費もシェアしたいと思いますので、最後まで見ていただけると幸いです。
ショッピング
イギリスには大きく分けて高め・中くらい・お手頃なスーパーが存在します。
高め
・Waitrose
・M&S(Marks & Spensor)
・Morisons
これらのスーパーは富裕層向けのスーパーですので、できるだけ行くのを避けた方がいいですが、品質に関しては他のスーパーよりも高いので、品質か値段のどちらを優先するかを吟味しながら決めるのが良いと思います。これらのスーパーが点在しているような場所は基本的に生活水準が高い人たちが生活している地域になるので、治安はいいことが多いです。
中くらい
・TESCO
・Sainsbury
これらは中流層向けのスーパーなので、値段と品質の両方をいいとこどりしたい人にはお勧めできます。ちなみにこのようなスーパーはロンドン市内に至る所にあり、HULTのキャンパスから歩いて5~10分ほどにも存在するので、昼食を持参するのを忘れてしまった場合はこちらでサンドウィッチやサラダなどを購入して腹ごしらえをすることが多いです。
低価格
・Lidl
・Aldi
・Iceland
・Coop
これらのスーパーは非常に安い上に品質も先に述べたスーパーと比べれば劣りますが、決して悪くはありません。ただ、これらのスーパーはHULT付近のゾーンⅠではあまり見たことがないように感じます(おそらくZone1に住んだり通勤している人たちは基本的に生活水準が高いことが予想されるので、これらのようなスーパーがあまり見られないのかもしれません)。ちなみに私の家から10分ほど歩いたところにLidl、15分ほど歩いたところにIcelandがあるので、日用品や食料などを買い足すときはいつもこれらのスーパーを利用しています。
低価格帯スーパーでの戦利品
こちらが実際にスーパーに陳列してあった商品と、実際に購入した商品になるので、参考になれば幸いです。
1 Coopにてお値打ち品を購入した際の写真
2 上記の商品の値段
これだけ購入して7.48£(1522円※1ポンド203.561円換算)でした。
特に衝撃的だったのは右下にあるペンネにホワイトソース、ツナ、コーンなどが乗った昼ご飯に食べるのに最適な軽食がたったの1.09£(222円)で購入できたことでした。
3 Coopで割引商品が大量に陳列されていた時の写真
4 ディスカウント品の陳列写真2
5 Lidlにて複数の商品を買った際の写真
写真は残念ながら用意できなかったですが、Lidlは7時半以降に行くと値引きされている商品が多くあるのでおすすめです。ですが、あまり遅い時間に訪れると品薄になる場合が多いので、7時半から8時過ぎの間にいつも買い物をするようにしています。Lidlで特徴的なのはアプリに登録すると通常の値段よりも安く買える商品が多くあり、私はいつも4つ購入すると0.76£安くなる(一つ当たり0.5£)クロワッサンをまとめて購入するようにしています。
住宅
住宅は基本的にSpareroomというイギリスとアメリカの住宅探しに特化した掲示板を用いて探すのが一般的です。私は最初の2カ月は日本からエージェントを用いて家を探してもらったのですが、1カ月につき20万ほど払わされたので、家が見つかるかどうか不安な人は数日か2週間だけAirB&Bで滞在し、そこにいる間にSpareroomを用いて家を探すというのが得策でしょう。後はSpareroomで投稿主に対して片端から内見のアポを取り、実際に訪れた物件の中で比較します。私が現在住んでいる物件の家主は基本的に男性はお断りで、今まで何人も男性からの申請を断ってきたらしいのですが、家主がイラン出身で、なおかつ日本人に対して好印象を抱いているという理由からイランと日本のハーフである自分を受け入れてくれました。
交通
イギリスは交通費が日本と比べ物にならないほど高いです。イギリスではピークタイム(平日のam6:30~9:30、pm4:00~7:00 )とオフタイムで運賃が異なり、ピークタイムではオフタイムの運賃の1.1倍~1.5倍ほどかかります。しかし、そんなイギリスでも日本と同じくらいの値段で移動できる手段が存在します。それが、バスです。バスに乗車する際は初乗りで1.75£(10歳以下は無料)が請求されますが、1時間以内であれば追加料金なしで何度でも乗り換えが可能です。これを「ホッパーフェア」といいます。この制度を利用すれば、ロンドン全域を1.75£で探索することも可能になります。詳しくは下記のリンクを参照してみてください。
https://www.tankslondon.com/london_transport_fares_system_guide
1カ月の合計出費を公開
最後に私の1カ月の出費(10月14日~11月14日)を公開したいと思います(1£=203.561円換算)。
家賃:580£+水道光熱費 = 約600£(約122,136円)
食費(外食込み):約142£(約28,905円)
交通費:約100£(約20,300円)
通信費:Lebaraという通信キャリアの30GBプラン10£(約2,030円)
娯楽費:約40£(8,142円)
合計=892£(181,576円)
最後に
本来であればHULTでの学びを共有するのが定石だとは思いますが、自分自身どうしてもシェアしたい内容でしたので、こちらにて記事にさせていただきました。これからはバイトも探すつもりなので、そこで稼いだ金額と相殺すればより出費を抑えることができると思いますので、皆さんもロンドン留学に来る際は円安や物価高に恐れずにチャレンジしていただければと思います。参考になれば幸いです。ありがとうございました。
次は、ボストンの Taigaさん にバトンを渡します!