London

在校生ブログ_#33 Hult LondonでのGlobal MBA生活を振り返って

皆さんこんにちは。

2023年9月からロンドンキャンパスにてMBAを学んでいるYokoです。

とってもダイバーシティなチーム

MBAの醍醐味として、少人数のグループに分かれ課題をグループで取り組む機会が多くあります。

また課題の成績評価は、グループ単位でジャッジされるのでとても重要です。

現在、私が所属しているクラスは、およそ70名おり30カ国ほどの国籍の方々がいます。つまり、今まで出会ったことない国の方々がたくさんいます。

 

現在までに、3回チームの組み分けがありました。同じチームだった方の国籍は…

1回目:インド2名・イタリア・インドネシア

2回目:アメリカ・インド・ペルー・ナイジェリア

3回目:イスラエル・ベトナム・ナイジェリア2名・ガーナ

 

このような形で、過去に一緒に働いたことはもちろん、話したことないような方々と主にビジネスケースなどに取り組む機会がありました。カルチャーや働き方の違いで揉めたり、悩んだりすることも多くありました。実際、一番苦労するのが「時間」の感覚でした。待ち合わせた時間にきちんと来れなかったり、締め切りを守れないなど、日本では意識をあまりしない部分での葛藤がありました。しかし、課題を前に進めしっかりと提出するために、チームで話し合い、時間の重要性やなぜこのミーティングをしているかなどをすり合わせることで、チーム一丸となって課題に取り組むことができました。同じチームだったメンバーの中で、とても仲良しの友達ができたり、中高生以来の濃厚な人間関係の構築もできました。

一番初めのチームメンバーと(Hult主催パーティにて)

 

ロンドンでの日常生活(家事情など)

わたしは、現在ロンドンの西側にある日本人が多く住むActonというエリアに居住しています。ロンドンは非常に家賃が高いことでも有名です。またストライキが発生した場合にTube(ロンドンの地下鉄)以外の方法でも学校まで辿り着ける場所というのが重要になります。

 

またロンドンは不動産に関連する詐欺が横行しており、クラスメイトも数名被害に遭っておりました。そんな中、私は日本人専用のFlatを探してくださる仲介を使用し、3軒代理内見(仲介人の方が実際に内見し、ビデオ通話で様子を見せてくれる)を行い、現在の住居に決めました。

 

一軒家のお家で、その中のお風呂(湯船付き!)とシャワーが専用かつ6〜8畳程度のベッドと勉強机のあるお部屋に暮らしています。お部屋自体はとても気に入っているのですが、食文化の違いに苦しむことが多くありました。フラットメイトが他に2名います。

 

大家さんは、イスラム教徒の方であり、家の中では豚肉・酒が禁止されており、肉類もハラルミートを使用する必要があります。また、フラットメイトもビーガンやベジタリアンの方々で、お肉にあまりいい印象を持ってなさそうでした。試行錯誤しながら、野菜をたくさん食べる生活をしています。さまざまな宗教や人種の方がいるロンドンならではの経験が出来たと思っておりますが、自分が豚肉にとても依存して生きていたということに驚くばかりです。ロンドンでの家探しには、家賃やアクセスだけでなく、フラットメイトの国籍や食べ物の制限などもチェックすることをお勧めします!

お家の庭に遊びに来た猫ちゃん

 

海外旅行

ロンドンを選んだ大きな理由の1つに、他のヨーロッパ諸国へのアクセスの良さ。現在までに4カ国授業の合間を縫って遊びに行きました。私は、有名な国ではなく日本からは行きづらくマイナーな国に行きたいと思って、選びました。

 

1. アメリカ・ボストン(ボスキャリのため)

2023年11月に留学生やバイリンガル学生向けのボストンキャリアフォーラムに合わせ、ボストンに行きました。ロンドンからは7時間ほどで、ロンドンに似た雰囲気もありつつ、落ち着いた素敵な街でした。

2023年11月に留学生やバイリンガル学生向けのボストンキャリアフォーラムに合わせ、ボストンに行きました。ロンドンからは7時間ほどで、ロンドンに似た雰囲気もありつつ、落ち着いた素敵な街でした。

 

2. 船でフランス(ディエップ)

年末に日本から友人が遊びに来てくれた際に、フランスへ航路で向かいました。ディエップという港町に船で訪れ、ご飯の美味しさにびっくり。なんでこんなに近いのにイギリスとこんなに差があるのと愕然としました。

 

3. モロッコ

年末年始のお休み期間に、チームで仲良くなったMBAクラスメイトとモロッコへ旅行へ行きました。マラケシュとサハラ砂漠でのキャンプを体験。本物のラクダに乗って移動する貴重な経験ができました。ロンドンからはなんと3時間半!しかも、オフシーズンは飛行機が往復で一万円以下…。最高です。

 

4. アルバニア

何も調べず、アルバニアへ一人旅で行きました。アルバニアは、ギリシャの上、イタリアの右に位置しておりかなり特殊な歴史のある国です。とにかくご飯が美味しく、街が綺麗。アルバニア、また行きたい。

 

今後は、5月初旬にSpringセメスターが終わり、夏の選択授業期間までまたお休みがあるので、どこに行こうか計画をしているところです。日本から中々いけない場所に、お手軽にすぐ行けるのはとってもロンドンのメリットだと思います。9月に入学しあっという間の2学期でした。後少しの残りの期間もしっかりと学びつつ、楽しみたいと思います!

次はボストンのMiyaさんにバトンタッチします!!