こんにちは!Hult San FranciscoでMIBを専攻しているMizukiです。
Hultに入学してから早くも3ヶ月が経ち、先日ようやく秋学期を終えました。
今回は、11月に開催されたボストンキャリアフォーラムでの体験をご紹介します!
面接内容やWalk-inの経験ついてもまとめてあるので、来年以降参加される方の参考になればと思います。
今年のボストンキャリアフォーラム
- 期間:11/17〜19
- 参加企業:172社 (Big4、アマゾンジャパン、ゴールドマンサックスなど)
- 採用枠:ほとんどの企業が日本勤務を前提としたポジションを募集。海外勤務ポジションを募集していたのは5社ほど。
事前準備
まず、ボスキャリに参加するにあたって重要なのが事前準備です。大体の企業がボスキャリの2ヶ月前から、早くて8月からCFNのアプリを通して選考を開始します。
私は就活本番が来年なので、今年は予行練習のついでにインターンもらえたらいっかな〜くらいの気持ちで参加しました。
<ボスキャリ前のタイムライン>
9月
・CFNのアプリから参加登録
・気になる企業やポジションをチェック
・オンライン説明会
・書類審査、Webテスト
10月
・本格的に選考スタート
・中旬ごろにほとんどの選考受付が終了
11月
・残すところ本番の最終面接のみ
大体9月ごろから準備を始めるのが理想的だと思います。
とはいうものの、私は応募締め切りギリギリまでどこを受けようか、来年にとっておこうかと悩んで、10月中旬に滑り込みでいくつかインターンに応募しました。その結果、10月末のテスト期間と面接が見事に被り、さらにボスキャリまで時間がないため一週間で5社面接を受ける羽目になりました。(日本との時差で夜中に面接がほとんど)
早くから選考に参加すると、ボスキャリまでに人事面接まで終わり、当日は最終面接のみになることが多く直前にバタバタせずに済みます。また、一般的に当日のWalk-inで内定を勝ち取るのは難しいと言われているため、ボスキャリは事前準備がかなり重要になってくると思います。
当日の流れ
ボストンへは前日入りし、ボスキャリ期間中はHultのボストン校に通う友人の家に宿泊しました。
当日、開場前に会場近くのスタバに寄るとすでに大勢の学生で店内は満席。
コーヒー片手に会場まで向かいました。
フォーラムはかなり規模が大きく、施設の1階から3階までフルに貸し切られています。
また、企業ブースでは、各企業が約30分おきに説明会を開催しており大勢の就活生で賑わっています。
<フロアマップ>
1階:面接フロア
2階:企業ブース
3階:飲食が可能な休憩スペース
写真:企業ブースの様子
<Walk-inでの経験>
ここで想定外だった私の就活エピソードについてお話しします。
ボスキャリでは、当日に履歴書を提出し運が良ければ選考に進むことのできるWalk-inという制度があります。正直私は全くWalk-inを視野に入れていませんでした。
しかし、大手企業のWalk-in受付にできた長蛇の列を見てかなり焦りを感じ、気づけば来年受ける予定だった企業に履歴書を提出。
その後すぐに面接に呼ばれ奇跡的に内定をいただきました。
以下がその時の大まかな流れです。
履歴書を提出
↓
15分後に企業から面接のオファーの電話がかかってくる
↓
すぐに一次面接
↓
一次面接終了直後に最終面接
↓
内定
履歴書提出から内定までが約2時間!
2日目だったこともあり、企業側もかなり時間に追われているようでした。
私の友人もインターンの応募から急に本選考に呼ばれて内定をもらったり、Walk-inで即内定をもらったりと無双していました(笑)
一般的なWalk-inの例ではないと思うので、こんなこともあるんだ程度に参考にしていただけたらと思います(笑)
3日目はほとんどの選考が終わっているので、早めに切り上げてボストン観光を楽しみました。
ハーバード大学
面接・ディナー
ここでは、面接とディナーの体験を簡単にまとめたのでよかったら参考にしてください(^_^)
<面接>
私は3つの企業の選考に進んでいたので3日間で合計6回面接を受けました。
全体を通してよく聞かれた質問は以下の通りです。
- 自己紹介
- 自分の長所と短所
- なぜ海外の大学院に進学したのか
- 海外思考を持つようになった経緯
- 大学院で何を学んでいるか
- 人生で1番の挫折
- リーダーシップ経験
- 大学時代に頑張ったこと(私は大学のゼミでの研究について話したところ、それに関する質問をたくさん受けました)
- 今一番気になっているトピック
- 就職後どのように貢献したいか
面接はどこもカジュアルで、リラックスして話すことができました。
また、どの企業もリーダーシップ経験がある学生を採用したいというトレンドがあるように感じたので、過去のリーダーシップ経験や今現在の集団内での役割について話せるように準備しておくといいと思います。
<ディナー>
選考に進むと、ボスキャリ後に企業からディナーに招待されることがあります。
私も2日目の夜にディナーに参加し、フレンチのコース料理とお酒をご馳走になりました。
大きな企業だと部署や採用人数が多く、私の参加したディナーでは部署ごとに分かれてテーブルにつき、1テーブルあたり学生6人と企業の方2人で食事をしました。
後から内定者面談で聞いた話なのですが、ディナーでは「他の学生とどのように接するのか」という点を見ていたそうです。
私のテーブルでは、一緒に食事をした学生全員が海外在住だったため、日本に帰ったら何が食べたいかという話で大盛り上がり(笑)
協調性の面では問題なくクリアしたと思います(笑)
感想
今回、下見のつもりで参加したボスキャリでありがたいことに内定までもらうことができ、個人的にはかなり充実した3日間でした。
また、別の場所で留学している友人に久しぶりに会えたり、会場やディナーで仲良くなったメンバーと連絡先を交換したりと、同じく海外経験を持つ就活生と交流する機会としてもとても有意義だったと思います。
最後に、ボスキャリを通して私が一番感じたことは、Hultでの経験がかなり就活に有利であるということです。面接の質問に対して、私の場合ほとんどHultでの経験をベースに話しました。
例えば、
・「あなたの長所はなんですか」→「自分の長所と例としてその長所を実際にHultでどう活かせているか」
・「今一番気になっているトピック」→「最近授業で習ったAIの導入リスクについて」
・「就職後どのように貢献したいか」→「Hultという他の学生よりも圧倒的に大きなダイバーシティで得た経験とスキルで貢献」
といった回答をしました。
つまり、話のネタが非常に多いです!
1つ1つの質問にかなり自信を持って話せましたし、むしろHultでの経験についてもっと話したい、もっと知ってもらいたいと思うくらい3ヶ月の間で得た経験は濃かったです。
Hultに入学するか悩んでいる方がいましたら、私は自信を持ってお勧めします!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
p.s. 実はボスキャリ最終日が私の誕生日だったため、当日の夜同じHultに通う友人たちにお祝いしてもらい、とても楽しく旅を締めくくりました^_^
バースデーソングの大熱唱ありがとうございました(笑)
次は、ハルトオンラインMBAを今年修了され、現在はハルトアドミッションで働くTaichiさんにバトンタッチさせていただきます!