London

在校生ブログ_#4 London MBAの日常について

皆さんこんにちは。
ロンドンキャンパスにてMBAを学んでいるRyotaです。
ドバイキャンパスのShotaからバトンを受け取りました。

私からは、HULTを選んだ理由、MBAの授業、ロンドン生活の3点をお伝えします。
まずHULTを選んだ理由は以下3つです。

・異なる文化圏で生活し、多様な価値観に触れたい
・実践的な環境で専門性を追求したい
・ソーシャルビジネスを追求したい

私は学部時代に台湾へ1年間の交換留学をしており、できるだけ早いうちに西洋や他の文化圏でも長期で生活し、多様な価値観に触れ、経験の幅を広げたいと考えていました。

今期のロンドンキャンパスは、全体で91ヵ国、MBA専攻は36ヵ国から学生がきています。キャンパス移動もできるので、多様な価値観に触れるには最高の環境です。私自身もDualではサンフランシスコへの移動を検討しています。

専門性については、3年半B2BのEC企業にて商品担当として、商品の製造から販売までを行う中で、フレームワークや戦略の重要性を痛感し、理論を実践的な環境で深く追求したいと感じたことが背景にあります。

実際に授業を受けてみてもHULTは実践重視だと感じます。
マーケティングの授業では、実例を基に理論やフレームワークを学び、その後グループワークで実践(自分たちであればどのようなマーケティングを行うか)を議論し発表するような感じです。
個人的に理論と実践の往復が学びには重要だと考えているので、とても恵まれた環境だと感じています。

ソーシャルビジネスの追求については、個人的にサプライチェーン全体やサーキュラーエコノミーに強い関心があり、将来はそのあたりに関わる事業を行いたいと考えています。
HULTの授業にはサステナビリティの項目が盛り込まれていますし、ハルトプライズといったソーシャルビジネスのコンペティションもあります。私はハルトプライズへの参加を検討しています。

サーキュラーエコノミーの概念はイギリス発で、ヨーロッパはサステナビリティへの関心が高い地域なので、ロンドンはその点でも個人的によい環境だと感じています。

<MBAの仲間達との写真>

<サッカークラブの仲間達との写真>

続いてMBAの授業について紹介します。

今期のロンドンMBAは平均年齢が30歳、最年少24歳から50代までと幅広く(私は25歳で下から2人目とかでした)、36ヵ国から100人ほど来ています。
各5週間程度の5つのモジュールに分かれており、1つのモジュールで2,3科目学びます。
モジュールごとに5人組のチーム(国籍別)を組み、すべての科目でグループワークの課題があります。

<キャンパスにてクラスメイトと自習している様子>

私はアメリカ、メキシコ、タイ、インドのメンバーが最初のチームになりました。バックグラウンドもマーケティング、建築、教師と様々で一緒にグループワークを行うだけで様々な気づきや学びがあります。

たまたまファイナンスのバックグラウンドを持つ人がいなかったので、ファイナンスの課題には手を焼きましたが、皆で苦労しつつ議論しながら進めることができ、提出した際にはかなり達成感がありました笑

モジュールごとにチームが変わるので、次のモジュールで誰と一緒になるか、今からとても楽しみです。グループワークはもちろんですが、クラスでもみな活発に発言し、議論も活性化しているので、とても刺激的な環境だと感じています。

最後にロンドンでの生活についてです。
学校はロンドンの中心にあり、私はそこから自転車で25分の場所にフラットシェアで住んでいます。中華系アメリカ人、韓国人、ロシア人がフラットメイトです。通学はシェアリングバイクを使っています。主な移動手段は徒歩、自転車、2階建てのバス、地下鉄でとてもコンパクトな都市といった印象です。

生活してみて、ロンドンは想像以上に魅力的な都市だと感じています。
大英博物館(泥棒博物館とも言われてますが笑)や、最近トマト缶事件があったナショナルギャラリーなど世界的に有名な博物館、美術館があり(しかも無料!)、ビッグベンやセント・ポール大聖堂、先日エリザベス女王の国葬が行われたウェストミンスター寺院といった有名建築物も多々あります。

<国葬直後のウェストミンスター周辺とビッグベン>


個人的に好きなサッカー観戦もできますし(来週アーセナル対ブライトンの日本人対決を観戦予定)、1月にはロイヤルバレエ団のバレエ鑑賞(くるみ割り人形)に行く予定で、様々な世界最高峰に触れる機会が沢山あります。

またヨーロッパへの移動はLCCの飛行機で格安です。私は忙しくてまだ旅行できていませんが、冬休み等で様々な国や都市を見て回るつもりです。

長くなったので、最後に先日行われたハロウィンパーティーの共有をしてボストンのYayoiさんにバトンを渡したいと思います。

10/31に学校主催(秩序が守られている環境)でHULT London Kickoff Halloween Partyがありました。
テーマはサーカスとキャバレー!
本気で仮装している人もたくさんいて、とても楽しい時間になりました。

<ハロウィンパーティの様子(筆者は写真左)>

目標を持ってMBA取得に来ている素敵な仲間と、交友関係を築けることも現地でMBAを取得する魅力だと感じています。
まだまだ序盤ですが、1年はあっという間なので後悔ないよう日々生活していきたいと思います。機会があればまた共有できれば幸いです。

それでは次はBostonでMBAを学ばれているYayoiさん、お願いします!!