San Francisco

在校生ブログ_ #30 Hultで学んだ3つのこと

・自己紹介

皆さんはじめまして! Makotoです。2020年に私立大学を卒業後、食品メーカーで営業を経験しました。2023年1月からMIB(サンフランシスコキャンパス)、9月からDual Degreeとしてファイナンス修士課程(ボストンキャンパス)に在籍しています。卒業が近いので、これまでのHult生活で得た3つの学びについて振り返ることにしました。

1つ目:実践力の大切さ

日本の受験勉強や大学では主に理論を学び、それを知っているかどうかが試されてきましたがハルトのプログラムは学んだ知識をいかに実際のビジネスケースに当てはめて目標を達成するかが重視されました。例えば、ある日のファイナンスの授業で前半は需要予測や企業価値評価の手法を学び、後半ではアメリカ上場企業の最新の財務諸表を使って実践を行いました。就職活動においてもこのような考えや理論を実際に行動に移す「実践力」こそ、企業が求めていることだと感じました。また、結果からさらに思考を深められる好循環があるため、限られた時間の中で学びを最大化する方法として非常に優れていました。

写真 講義「Excelを用いた財務計画及び分析」授業例

講義を担当するPaul Ahn教授 のYouTubeチャンネル http://www.youtube.com/@paulahn3166より

授業の予習や復習として活用しました。

 

2つ目:チームワークの成功要因

サンフランシスコでは一般的な秋入学ではなく1月スタートだったため15名ほどの少人数クラスでした。また卒業時期は秋入学と同じであるため週3日ほど3時間の授業が2回ある集中的なプログラムでした。留学経験がなかった私にとって難しい内容の講義を英語で学ぶことは一人では大変でしたがクラスメイトと助け合いながら課題に取り組み、卒業時には成績上位1%の学生としてHodges Scholar Awardをいただきました。学生時代の部活動や営業では個人プレーが主だった私にとって多様性溢れる仲間とのチームワークはハルトでしかできない貴重な経験でした。意見の衝突がありながらもチームとしてうまく機能したのはクラスメイトと学校内だけでなくプライベートでも親交を深め、良い人間関係を築くことができたからだと感じました。

写真「クラスメイト宅でのランチ会」中国人の友達が本場の中華料理を振舞ってくれました。

 

3つ目:キャリアの主役は自分自身 

最も変わったことはキャリアについての考え方です。ハルト入学前までの人生を振り返ると周りのことを気にして大きな決断をしない性格でした。しかし、ビジネスにおける野心的な目標を達成するために日々努力しているハルトの仲間と話すと自分は何を成し遂げたいのか、そのためには何が必要なのかを自然と考えるようになりました。そして私は将来、製造業界における財務及び会計分野のプロとして企業の重要な意思決定に関わることを決意し、授業の傍ら米国公認会計士試験に合格しました。ハルトで学んだ主体的にキャリアを形成する姿勢を今後も大切にしたいです。

写真「Business ChallengeⅠチーム写真」大きく成長できた経験として記憶に残っています。

 

以上、ハルトで得た3つの学びについて、読んでいただきありがとうございました!

次はボストンで学ばれているYuusさんにバトンタッチします。