在校生ブログ

在校生ブログ_#74 半年間のオンラインMBAから得られたこと

こんにちは。Global Online MBAに在籍しているNobuakiです。今回は、オンラインMBAを開始して約半年が経過した現時点での学びや変化について共有させていただきます。

Why MBA ― なぜMBAに行くことを決断したか

私は製薬企業で医薬品開発に従事しており、これまで主にサイエンティフィックなバックグラウンドを軸にキャリアを築いてきました。

近年、AIによる業界内の競争の激化や薬価改定等により製薬業界を取り巻く環境は厳しさを増しています。そのような状況下で、医薬品の開発・製造のようなオペレーショナルな領域に精通しながら、多角的な視点で意思決定ができるリーダーの必要性がより一層高まっていると感じています。これまでの経験をさらに活かしながら、より戦略的なポジションへとキャリアを広げていきたいと考えるようになりました。そのため、ビジネスの共通言語を学び、より高い視座で意思決定に関わる力を身につけたいと考え、MBAへの挑戦を決意しました。MBAを通じて、単なる技術研究者ではなく、ビジネスの視座を持ち合わせたグローバルなリーダーになることを目標としています。将来的には、製薬企業においてR&D戦略、ポートフォリオマネジメント、事業開発といった領域に携わり、グローバルで意思決定に関わる存在になりたいと考えています。

また、HultのMBAにはフルタイムで学ぶ選択肢もありますが、私はオンラインMBAを選びました。理由はシンプルで、現在のキャリアを中断したくなかったからです。また、オンラインMBAは働きながら学習するスタイルになるので、MBAで得た学びをすぐに実務に活かすことができる点も大きなメリットと感じています。

一方で仕事や家庭との両立が不可欠であり、徹底したタイムマネジメントが要求されます。さらに、MBAの課題の内容や期限は想像以上にタイトであり、入学当初は効率的な学習ができずに睡眠時間をかなり削ることもありました。

(リーダーシップのPre-Assignmentに取り組む様子)

Why Hult ― なぜHultを選んだのか

数あるMBAプログラムの中でHultを選んだ理由は、大きく2つあります。

1つ目は、実践的なカリキュラムが組まれており、アウトプット重視の学習スタイルに魅力を感じたためです。単なる講義中心ではなく、ディスカッションやグループワーク、シミュレーションを通じて学ぶスタイルは、MBAで学んだ知識を確実にスキルへと転換できると感じています。

2つ目はダイバーシティーの豊かさです。これからのグローバルビジネスではより多様性を求められると思っており、多国籍なクラスメートとの議論を通じて、異なるバックグラウンドや価値観に触れることができる点も大きな魅力として感じています。実際に、同じテーマでも前提や優先順位の置き方が異なることを日々実感しており、それが自分の思考を広げる大きなきっかけとなっています。

半年間で感じた成長や変化

①ビジネスの視座の向上

これまでの私は、会社が掲げた開発プロジェクトを確実に遂行することに注力してきました。しかし、MBAで基礎的なビジネス知識を学んだことで、「この開発プロジェクトは〇〇のような戦略に基づいているか」とか、「投資やコストは会社の財務状況に影響を与えるか」といった観点から、自分の仕事を高い視座で捉えることができるようになりました。

②英語コミュニケーションのマインドセットの変化

もう一つ大きな変化は、英語でのコミュニケーションに対する考え方です。私は英語が得意でない上に、完璧に伝えることに意識が向いてしまい、結果としてディスカッションのスピードについていけずに発言できないことがありました。しかし、授業を重ねるごとに今では、「不完全でもまず伝える」ことの重要性を強く実感しています。グローバルな環境では、完璧さよりもスピードと意図の明確さが重視される場面が多く、いい意味で完璧主義を手放すことができました。(ただし、英語学習は継続することが何より重要です。)

③タイムマネジメント力と意思決定力の向上

オンラインMBAの課題は厳しいタイムラインの中で進める必要があり、さらに、仕事との両立も求められるので、高いタイムマネジメント力が求められます。また、グループ課題では十分な情報が揃っていない中で意思決定を下す場面が多く、このような経験を通して、限られた情報と時間の中で最善の判断を下す力が鍛えられていると感じています。さらに、「やるべきこと」と「やるべきでないこと」を見極める力、つまり優先順位の重要性を強く意識するようになりました。

(Business Challengeのチームプレゼンテーションの様子)

最後に

MBAは大きな自己投資であり、かつ簡単な道のりではありません。しかし、その分ビジネススキルを身につけるだけでなく自分の思考やマインドセットをよりいい方向に変えることのできる貴重な経験だと感じています。今後は、これまで培ってきた技術的なバックグラウンドに加えて、MBAで学ぶビジネスの視点を掛け合わせ、現場とビジネスをつなぐ存在になり、付加価値を創出できるようなリーダーへと成長していきたいと考えています。入学当初は、英語も苦手でビジネスの経験もない状態でしたので、不安がかなり大きかったのですが、いざ授業が始まってみると、そんなことを考える暇もないくらいハードな日々を送っています。そして何より、自分自身の変化を実感しています。「環境を変えることで、人はどれだけでも成長できる。」ことを感じながら、これからもMBAライフを楽しんでいきたいと思います!

次のバトンは、MIMボストンで学んでいるTomokiに繋ぎます!