San Francisco

在校生ブログ_#14. MIBの授業や生活について

SFキャンパス (4F) にて
左から Tora, Shige, Miffe, Reo

 

こんにちは。サンフランシスコMIB (Master of International Business) のMifueです。皆からはMiffiyと呼ばれています!今回のブログは、MIBの学業や生活に関して、本ブログで初となる「オムニバス形式」でご共有できればと思います!最後までお読みいただけると嬉しいです!

 

<コンテンツ>

・自己紹介(4名)

・授業紹介(8クラス)

・プライベートの過ごし方紹介(4名)

・最後に(4名)

 

<自己紹介>

Miffy

6歳のころからサッカーを始め、大学も体育会女子サッカー部に所属するほど、学生時代はサッカー漬けの毎日を送っていました。大学の専攻も体育でした。そして2021年に大学を卒業した後からここに来るまでは、東京でパーソナルトレーナーとして働いていました。正直のところ、ここにくるまで、ビジネスのバックグラウンドは全くありませんでした。ですので、ここで学ぶことは私にとって全く新しいことばかりの旅です。そんな私が留学を決めた理由は「キャリアチェンジ」と「自分への挑戦」です。人生一度きりの人生何がしたいのか、と働く中で思うようになり、色々な人の話を聞いて、「海外に出たい!」と思ったのがこの旅の始まりです。HultのMIBを知ったのも、知人からの紹介がきっかけですが、みなさんもご存じ(だと思います)の通り、「多様性」というところに大きく惹かれました。それは、私が昔から自分と異なる価値観の人と関わる中で自分の価値観が広がることにモチベーションを感じ、それが自分の成長につながると思っているからです。数あるキャンパスの中で、San Franciscoを選んだ理由としては、この活気あふれた雰囲気が私に合うと直観的に思ったからです。昔から直観的に決めてしまう面があり、自分でもなおさないと、と思っていますが、この決断は私にとっては、Bestだったと思います。物価は日本の1.5倍(か、もっと高いかもしれません)ですが、気候、人のフレンドリーさ、活気あふれる街並み、景色(特に海辺)、、私はここがとても好きで、San Franciscoに来た時から今まで日本に帰りたいと思ったことがないほど、ここは私に合っていると感じています。

 

そんな私は、今回、Building a Marketing PlanData Visualization & Analysis というクラスについて紹介したいと思います!

 

Shige

SFキャンパスの教室にて

 

Hult MIBに入学するまでは、国内大学で国際企業関係法を専攻していました。大学生活では留学準備に力を入れていたのですが、計画をしていた交換留学がコロナウイルスの影響で中止になってしまいました。そのため「このまま大学卒業と同時に就職をすれば後悔してしまう、思い切って海外にチャレンジしたい」と考え、海外大学院進学を決めました。数ある大学院の中からHultを選んだ理由は二つあります。一つ目に、Hultが多様性に強みを持っている点です。多様性がある環境で過ごすことで、自身の視野を広げる事ができると考えたためです。実際、MIBには数十カ国の生徒が集まっているため、日々新しい発見をしながら学校生活を送る事ができています。二つ目に、授業の半分がグループワークに重点を置いているという点です。グループワークを行うことで、グローバルな場におけるコミュニケーション能力を向上させたいと考え、この点を重視しました。実際にほぼ全ての講義においてグループ課題が出されますし、その都度、国籍が全員異なるチームメンバーと議論を重ね、成果物を出す必要があります。大学院に入学後は言語・文化の壁にぶつかる日々を過ごしていますが、日々成長できているという実感をしています。Hultの中でもSan Franciscoキャンパスを選んだ理由は、San Franciscoこそが時代の最先端をいく街だと思ったからです。町中にテック企業の本社(Twitter、 Salesforceなど)があり、毎日刺激を受けながら過ごす事ができています。

 

私が担当するパートは、Financial Statement AnalysisCommunication & Collaboration IIです。よろしくお願いします。

 

・Tora

SFキャンパスのオープンスペースにて

埼玉生まれ埼玉育ちで、小・中学校は公立と一般的な家庭で育ちました。私が生まれる前にバブルは崩壊して、小学校の頃にリーマンショックがありました。その後も他国が経済成長する中で日本だけ停滞し、閉塞感抱いていました。そして日本と世界の違いはどこにあり、どうしたらこの閉塞感を解決できるのだろうかと日頃考えていました。これをきっかけにグローバルな視点から日本を見てみたいということを思うようになりました。その思いを抱いたまま一度大学を卒業して銀行に就職もしたのですが、海外に行く事を決めないと、いつまでも行かないだろうし、なるべく早く行った方がリターンも大きいだろうと考えて進学を決めました。そして、アジアやヨーロッパ等様々な国籍の生徒が集まるインターナショナルな学校ということで、ハルトを選びました。将来はここで得たグローバル経験とビジネスの知見を活かして、少しばかり日本の未来に貢献できたらいいなと考えています。ちなみにサンフランシスコを選んだ理由は、一年を通して気候が良く、過ごしやすいと思ったからです。実際に冬は暖かく夏は涼しい気候で年中快適です!

 

今回は Communication &Collabolation3  とFinancial Management を担当します。

 

・Reo

SFキャンパスの自習室にて

 

初めまして。Reoです。日本語での名前の読み方は「れお」ですが、アルファベットでは「Leo」が発音に近いそうです。Reoでは「リオ」と呼ばれます。パスポートを作る際に「Leo」にしようと思ったのですが、理由説明書を書く必要があり、時間がかかりそうだったため断念しました。そのおかげで、あるクラスで「リオ(Reo)、アーユーオーケー?」と何度も呼ばれ、自分のことだと気づかずずっと無視してしまったことがありました。今となっては良い思い出です。

 

さて、私は学部生時代には情報科学を専攻していました。そして大学卒業後、職務経験を経ずにHultのMIBに入学しました。理由やきっかけとなった経験はいくつありますが、最も大きな理由は、グローバルな環境で活躍できる素養を早い段階で身につけたいという思いでした。またSan Franciscoキャンパスを選んだ理由としては、昔からパソコンやインターネットが好きで、その分野で革新的な製品やサービスを多く生み出しているカリフォルニアという場所、特にベイエリアで学ぶことに魅力を感じたからです。

 

私からは、Hult Prizeの経験を皆さんにシェアしたいと思います!

 

<授業紹介>

1. Financial Statement AnalysisShige 

財務会計の授業ノート

教授: Larry Louie

Financial Statement Analysisの授業は2023年1月10日~1月30の期間で行われました。授業では、財務諸表の基本的な分析手法、事業戦略のための予算計画の作り方などを学びました。課題自体はありませんでしたが、最後の授業で3時間の試験がありました。試験の前半パートでは、企業の財務分析の問題が、後半パートでは、管理会計の計算問題が出題されました。1ヶ月間で財務の基礎知識を網羅的に学ぶタイトなスケジュールでしたが、授業を通じて企業の財務諸表が読めるようになりました。BS/PL/CFの仕組み・分析方法がわかったことでビジネスを財務の側面から見れるようになった点が良かったです。これらの知識は、将来の経営において直接的に活かすことができると考えています。

 

2. Communication & Collaboration IIShige

教授: Dr. Matthew Fisher

Communication & Collaboration IIの授業は、2023年1月9日~1月27日にかけて行われました。具体的には、チーム内でのトラブル解決と交渉・意思決定について学びました。課題としては、以下3点がありました。①Harvard Business Reviewのケーススタディ-個人課題、②Harvard Business Reviewのまとめノート(article note)-個人課題、③Harvard Business Reviewのケーススタディ-チーム課題です。この講義で苦労した点は、チーム課題の完成でした。具体的には「架空の企業における異なるバックグラウンドを持つチームにおいて、様々なコミュニケーショントラブルを起こる」ケーススタディをチームで行いました。当該ケースでは「どのような会話がコミュニケーショントラブルの原因となったのか?誰がどのようにマネジメントをすれば課題は解決できたのか?」など抽象的な事象を取り扱う必要があり、これを英語でディスカッションするのは非常に難易度が高いものでした。このクラスでは、チーム内でのトラブルの解決方法、意思決定など非常に現実的な学びが多くありました。これらのコミュニケーションスキルは、卒業後のビジネスシーンにおけるコミュニケーションにおいて用いることができると考えております。

 

3. Business Challenge II(担当:Miffy

チームミーティングでの予算組み時の記録

クラスでのプレゼンテーション

教授:Beau Giannini

Business challengeとは、Semisterの最後に3日間などの短期間で行う総まとめのような位置づけです。Semisterごとに内容は変わります。 Business Challenge IIでは、そのSemisterで学んだスキルや知識を使って、チームで新プロダクトやサービス、マーケティング方法の考案、戦略立案、予算作成をし、最終日(3日目)にプレゼンを行いました。3日間と限られた時間でのプロジェクトのため、チームでどう役割を分担し、進めていくかがポイントだったと思います。私たちは、最初に教授からの与えられたこのプロジェクトに関する基準を全員で確認し、それに沿って役割分担しました。基準は主に3つでした。

 

①. Tableauを使ってデータを示すこと。(Data Visualizationの授業より)

②. 予算を示す (Financial Statement Analysisの授業より)

③. 市場分析、マーケティング戦略の考案 (Marketingの授業より)

 

私たちのチームは、計6名でそれそれの得意・強み・意向に応じて役割分担したので、プロジェクトを進める上ではスムーズにいったと思います。ただ、最後のプレゼンでは途中でタイムアップとなり最後までプレゼンすることができませんでした。完全にチームでの練習不足でした。このBusiness challengeでは、それまで学んだ科目を実際に「新プロダクト考案」という形で統合し、実践することができました。それと同時に「チーム」で最後まで一つのプロジェクトを成功させる難しさも感じました。

 

4. Data Visualization & Analysis(担当:Miffy

実際にTableauを使ってストーリーを作成

教授:Priyanka Shrivastava

この授業では、主にデータの示し方やTableauというツールの使い方を学びました。授業はレクチャー形式で進んでいき、課題は全部で3つ、選択形式のクイズ2回、個人課題、チーム課題(チームでのプレゼンテーションを録画してアップロードする)でした。個人課題ではデータが与えられ、それに関するダッシュボードをTableauを使って作成し、チーム課題では、「データを使って観衆にどんなストーリーを伝えるか」というのがお題でした。チームで、ストーリーの作成からデータ収集、そのデータをもとにTableauを使用してプレゼンテーションをしました。私自身、Tableauを使用するのは今回が初めてでした。全く一からのスタートとなったので、最初は教授の説明についていく、ツールの機能を覚えるのに必死で、正直楽しさとはかけ離れている場所にいる自分を客観視できました。ただ、何度か授業を重ね、個人課題、チーム課題をしていく過程で場合に応じた使い方を理解していくうち、Tableauの魅力にはまっていきました。データを自分が何を観衆に伝えたいのか、そのためにどうデータを見せるのかを考え、それをTableauを使用して表現すると上記の写真のようなビジュアルがを完成させることができます(これはチーム課題で作成したものですが)。正直、BIの目的や用途により、表現方法は変わります。大切なのは、要件に応じる対応力と表現力だと考えています。Tableauというツール、そして基本的な使い方を学ぶ良い機会でした。また、今後も何かデータを使ってグラフなどを作成するときはTableauを活用できると思っています。

 

5. Communication & Collaboration III(担当:Tora

※ 個人課題の将来プランのテンプレート

教授の名前 Cari Guittard

このクラスでは「人を説得する技術」を主なテーマとした授業で、コミュニケーションを通じた他人への影響力の与え方などを学びました。アクティブラーニングの機会が多く、クラス内でチームになりストーリーテーリングの実践などを取り組むことができました。自分の強みや価値観と向き合い、それをどのように仕事に活かしていくのかといったテーマもありました。個人課題は、10年後の自分がTEDトークをしている姿を撮影するというものでした。友人と一緒にお互いフィードバックをしながら、何度も撮り直しました。アイコンタクトの取り方や間の開け方、ストーリーの構成などをお互い意見を出し合い、修正していきました。

 

6. Financial Management & Decision Making(担当:Taiga

教授:Thomas Porter

このクラスでは財務管理やコーポレート・ファイナンス等について包括的に学びました。

成績は中間テストと期末テストによって決まったので、チーム課題はありませんでした。中間テスト・期末のテストの内容はどちらも授業で教わった内容を中心に、財務諸表やキャッシュフロー計算書などを元にエクセルで問題に答える形式でした。このクラスでは、ファイナンスの視点から企業の経営を考える授業で、プロジェクトの意思決定に関わるような財務の指標について学びました。具体的には、加重平均コストの概念や、IRR・NPVなど、マネジメントファイナンスにおける重要な概念を学びました。私は元々ファイナンスに興味があり、知識を深めたいと考えておりましたので、予習復習もかなり力をいれて取り組むことができました。

 

7. Hult Prize(担当:Reo

ファイナルピッチ後、メンバーと

Hult Prizeとは、大学生および大学院生が参加する、社会起業家精神を通じて世界的な問題を解決することに焦点を当てた社会起業家精神を通じて世界的な問題を解決することに焦点を当てた世界最大規模のビジネスコンテストです。毎年、お題が出されるのですが、今年のお題は「Redesigning Fashion」でした。衣食住という言葉があるとおり、ファッション産業は世界経済の主要な担い手ですが、海洋プラスチックや温室効果ガス、労働環境などの問題が蓄積してます。それらを解決するためのビジネスアイデアを世界中の学生チームで競い合います。

 

学校にも少し慣れ、新しいことに挑戦したいと思っていた矢先に、Toraから誘われ、二つ返事で参加を決めました。私は、このブログで記事を書いているTora、台湾出身のLi、そしてメキシコ出身のMarioと共にHult Prizeに参加しました。もちろん、LiとMarioもいるので、チームで作業する際には英語を使用します。授業の課題においては、やるべきことが明確であるためコミュニケーションの問題はほとんど生じませんが、ゼロからビジネスアイデアを英語で議論し、構築することは私にとって挑戦でした。特に、皆が良いプランを作り上げたいという気持ちから意見が対立する状況では、どのように相手を納得させたり、意見を調整したりすべきかが難しく、コミュニケーションやチームワークにおいて複雑な課題に直面することが多々ありました。その時期は授業がほぼ毎日あり、テストや課題で忙しい時期でもあったため、合間を縫ってピッチに向けて準備しました。

 

学内予選では、予選と決勝があり、予選では私は極度の緊張を思う存分発揮し、プレゼン中に頭が真っ白になってしまい、うまくプレゼンすることができませんでした。そのときは、とても悔しかったのを覚えています。しかし、審査員の方々からの推薦で学内予選の決勝に進出することができました。まさか選ばれるとは思っていなかったので、とても驚いたのを覚えています。異国の地で、英語が十分に使えない状況でも、自分たちのアイデアやビジネスプランが教授や投資家から認められる経験は、自分にとって非常に大きなものでした。

 

このような貴重な経験ができたことを、審査員とチームメイトに感謝します。結果、学内予選では1位にはなれませんでしたが、その後、セカンドチャンスでピッチビデオやビジネス計画書を提出し、6月に世界12都市で行われる準決勝に進むことができました。それに向けてさらなる準備が必要だと感じる一方で、どんなことが起こるのかとてもワクワクしています。Hult Prizeは私の出身大学でも開催されていましたが、そのときは見向きもしなかったのを覚えています。サンフランシスコという環境が、新しいことに挑戦するのを後押ししているなと感じています。(ちなみに私たちの準決勝に会場は台湾なので、グルメ情報お待ちしてます)

 

<プライベートの過ごし方紹介>

・Miffy

冒頭でも述べたように、私はここの景色と人が大好きです。特に、最近撮った写真の中で私のお気に入りの写真があります。私は、週3回ほど、朝にrunnningをしているのですが、これはその時に撮った写真です。あまりにもきれいで、そして何故か妙に私の心を打ちました。写真を撮らずにはいられませんでした。

サンフランシスコベイブリッジと日の出

私はここに来る前から、授業と同時並行でCPA受験に向けて勉強中でして、立派な「旅行」というのはまだできていません。心の余裕がない時や疲れ果ててしまう時も時折ありますが、写真のような景色やフレンドリーでエネルギッシュな人々に元気をもらいながら楽しい生活を送っています。ある時は、UC Berkeleyの教授(自称)と道端で会い、なぜかそこから2時間程Grocery storeの外のベンチで話しました。何を話したのかはあまり覚えていませんが、英語で長時間誰かと二人で話したのはそれが最初でしたし、とても楽しかった記憶があります。

Grocery store外のベンチでの一枚

もちろん、ずっと勉強をしている訳ではありません!休みの日には友達と近くのレストランに行ったり、一緒に料理をして食べたりしてリフレッシュしています。普段は、同じものを食べがちですが(毎度、何を食べるのか考えるのがめんどくさいという気持ちと、新しいものに挑戦して後悔したくないからです。(笑))、外食する時は新しいもの、特に色々な国のレストランを探して新しいものに挑戦するようにしています。今まで行ったレストランで言うと、インド、イラン、中国、韓国、イタリア、ドイツ、フランス、メキシコ、タイです。ここでは、探せばすぐに色々な国のレストランが見つかります。学校以外でも色々な文化に触れることができるのが魅力だなと思います。

インド人の友達おススメのインドレストランへ。

 

・Shige

チームメンバーとの食事会

私は現在、サンフランシスコ郊外の海岸の近く(湘南みたいな所)に住んでいます。私の部屋からの海が見えるので、非常にリラックスして日常を過ごす事ができています。そのため休日は、海辺をハイキングをしたり、海が見えるレストランに足を運んだりして過ごしています。これまでサンフランシスコ周辺での旅行しましたが、今後はもっとアメリカ大陸の大自然を感じたいと考えています。それゆえ、ひと段落したタイミングでカナダやメキシコへの旅行を計画しています。HULTを卒業するまでに、最低5か国に旅行で行く予定です。

サンフランシスコの海岸

 

Tora

私はサンフランシスコの現地のオーケストラに所属しています。約10年弦楽器のヴィオラを趣味としておりまして、こちらでも続けたいと考えていたところ、たまたま募集があり参加しました。練習自体は週1回で、今までに2回演奏会 行いました。実際の現地のコミュニティに所属すると、現地の文化が分かるのでとても新鮮でした。アメリカならではの、日本ではあまり演奏しない北米系の作曲家の作品を演奏できましたし、音楽を通じて現地の友人もできたので、所属して良かったなと思っています。

オーケストラの会場

 

Reo

Oakland-Alameda County Coliseumにて

私は、土日や学校がない日はほとんど家の近くのカフェで、作業して過ごしています。就職活動や、学校の課題、Hult Prize、資格勉強、筋肉増量などやることがてんこ盛りです。しかし先日、オークランド(サンフランシスコから地下鉄で20分くらい)に本拠地を構えるメジャーリーグのアスレチックスの試合を見に行きました。その日の対戦相手は、僕の大好きな選手、千賀投手が所属するニューヨークメッツでした。アメリカでの野球観戦は初めてでした。信じられないくらい大きな声でホットドックや綿飴を売り歩く人や、16ドルするビールや、フランクすぎるスタッフ、全てがとても新鮮で楽しかったです。規模が違いすぎるので比べたら失礼かもしれませんが、育成選手からメジャーに挑戦して、活躍する千賀選手を見て、自分も海外で活躍できるように頑張ろうと元気をもらいました。

 

<最後に>

SFキャンパスのエントランス付近にて

 

・Miffy

私はデュアルディグリー(Master of Business Analytics)を取得予定なので、MIB卒業後もサンフランシスコに居座ります。今のところローテーションは考えていません。私はAnalyticsのバックグラウンドが全くないことに加え、MBANはかなりハードだと聞いています。そのためMIB卒業後からデュアルが始まるまでにCouseraでAnalytics系のコースを一通り学んで基礎知識をつけようというのが今の計画です。現在は、Electiveが始まる前の最後のSemister真っ最中です。このブログを書きながら振り返ると、Hultに来てから既に半年以上が経過しいていることに驚きを感じます。ここで学ぶのも残り1年となっています。来た当初は英語もままならず、孤独感、劣等感、不安感、焦燥感でいっぱいでした。自分がなぜここに来たのか分からなくなることもありました。自分が英語で友達と楽しく会話することや、授業でみんなの前で英語で発表することなど本当にできるのか、と思っていました。ただ、私はどうしても自分を変えたかったのと、自分が選んだ道で妥協したくないという想いを持ち続けて行動してきました。毎日何かしら挑戦し、 自分ルールを決めそれを守り続けたことで、今はで英語の壁も徐々に解消され、以前のように感じることはほとんどなくなりました。友達と英語で爆笑しあうこともありますし、授業で自ら手を挙げて発表することも抵抗がなくなりました。もちろん、どこに行っても結局は自分次第ですが、私はこの環境だからこそ自分が日々成長できていると強く感じます。Hultの多様性、そしてこのサンフランシスコという街が私を成長させてくれています。Hultに行くと決めたのは本当に直観的なことで、正直費用については考えていませんでした(親にも死ぬほど怒られました)。自分の目指す職が見つかるかも、外国で生き延びることができるかも、何もかも当然その時は分かりませんでしたし、もちろん不安でした。周りからも驚かれました。でも人生一度しかない中で、やらずに後悔はしたくなかったです。その想いだけでここにきて、今も必死に生きていますが、一つ言えるのは、「とても楽しい」ということです。「楽」だという訳では決してなく、自分が何かに向かって挑戦し乗り越える、自分が人として成長していることを感じているからだと思います。

 

「やらずに後悔するよりやって後悔」

 

私はそう思います。もしMIB留学を迷われている方はぜひこのブログを参考にしていただければと思います!

 

 

Shige

HULTに入学し、8ヶ月が経ちましたが、非常に有意義な日々を送ることができていると思います。もちろん、言語の壁にはぶつかっています。授業の半分は何を言っているのかわからない、他の学生と思うようにコミュニケーションが取れない事があり、自分の無力を感じる事は多々ありました。それでも、相手の文化や国にリスペクトを持って、自分から話しかけていくことで、少しずつですが友達もでき、グループワークも有意義なものになっていきました。世界中の友人も、英語で外国人と渡り合う根性もつきました。

 

HULT卒業後は、日本に帰国し、グローバルなビジネスにチャレンジしたいと考えています。

 

私は大学卒業後、HULTに来て本当に良かったと思っています。HULTへの入学を検討しているのなら、ぜひ一歩を踏み出してください!

 

 

 

Tora

入学当初の自分と今を比較すると、あらゆることに対して恐れが無くなくなりました。それは常にチャレンジする姿勢を忘れないことで、ひとつひとつ自信を積み上げることができた結果だと思います。グローバルチームの中でリーダーシップを取る経験や、大人数の前でのプレゼンテーションの経験、ハルトプライズへの挑戦など、ハルトに入ってから様々なことにトライしました。MIB自体はあと数ヶ月で終わりますが、失敗を恐れず常に挑戦し続けていきたいと考えています。冒頭では、日本の「閉塞感」について触れましたが、ハルトではそのようなものは一切感じません。授業中は疑問があれば都度質問をするのが当たり前ですし、自分の意見を発言することも基本的に自由です。そして良いアウトプットや面白い意見をみんなで褒め合うなど、とにかくオープンな雰囲気です。グローバルな環境は想像以上に厳しさもありますが、その分得るものも沢山ありますので、ハルトを目指す方は覚悟を決めて、ぜひトライしていただきたいなと思います。

 

Reo

私からは、HultのMIBを検討されている方に伝えたいことは、他にもMIBのようなプログラムは世界中にたくさんあるということです。LinkedInなどで在校生にアポイントを取って話したり、皆さんの置かれている状況、大切にしたいこと、将来像をすべて含めて考慮してHultのMIBならば、それはすごくいい選択だと思います。留学は自分がしたかったことでしたが、実際に来てみるとしたかったことのはずなのに、正直きついと感じることの方が多いです。しかし、自分の選択を正解にするために日々やれることをやっているつもりです。皆さんが、自分の納得できる後悔のない選択をできることを願っています。