San Francisco

在校生ブログ_#36 留学前に知りたかったこと

はじめまして!

在校生ブログのバトンを中田さんから受け取りました、現在San FranciscoのMIBに通っているUtamaruです。

早いもので、留学生活を始めてあっという間に1年が経過しました。

今回のブログでは、「留学前に知りたかったこと」をテーマに進めていきます。

1年前の自分が疑問に思っていたことや、よく分かっていなかったことを思い出しながら書き綴っていきます。

この記事のターゲットは、以下の通りです。どれか一つでも当てはまれば、きっと役に立つ情報があるはずです。

  • MIB進学予定の方
  • EFプレコースに行く予定の方
  • 新卒・第二新卒の方
  • ボスキャリ参加予定の方
  • アメリカでの生活について知りたい方
  • 英語力に不安がある方

みなさんの留学前の不安が少しでも解消されれば幸いです。

 

経歴

私は2022年に早稲田大学を卒業後、新卒で三菱UFJ銀行に入行しました。1年間支店の法人営業として活動したのち、退職をして、EFプレコース(2ヶ月)を経てHULTのMaster’s In International Businessに入学しました。この秋からはBostonに移動し、Master’s In Business Analyticsを取得予定です。

海外就職は検討しておらず、ボスキャリを軸に、第二新卒枠でのキャリアチェンジを目指しています。

EFについて

HULT入学予定の方は、EFプレコースに行くか迷われている方も多いかと思います。結論から言うと、私はEFプレスクールに参加して良かったと考えています。

主な理由は以下の通りです。

①海外生活に慣れることができ、MIBスタート時のストレスを軽減できた

②(多少)英語を話すことに慣れることができた

③ほとんど費用が掛からなかった

 

それぞれの理由を深掘る前に、前提となるEFの基本情報を記載します。

1.授業時間

授業は平日4〜5日あります。8時45分から始まる日もあれば、午後開始の日もあり、まちまちです。1コマ80分で、1日2コマor3コマでした。大学の授業のようなイメージです。また、授業ごとに先生は異なりますが、メインとなる講師が各クラスに1人つきます。

2. クラス構成

2ヶ月コースだと、一般の受講生と同じクラスになります。私の入った時期は、フランスの高校生が沢山いました(彼らの方が遥かに英語ペラペラでしたが)。1週間で帰国する生徒もいれば、1年いる子もいるので、クラスメンバーは次第に入れ替わっていきます。

3. クラス分け

初日オリエンテーション時に、簡易的な会話テストが実施され、事前に受けた筆記テストの結果と勘案されクラスが決定します(厳密な基準は無さそうでした)。HULT入学予定者は大体C1クラスかB2クラスだったと思います。簡単な自己紹介程度なので、それほど身構えなくても大丈夫です。

4. 授業内容

授業内容は一般的な語学学校や英会話教室と概ね同じです。英語の勉強があまり好きではないので、正直あまり興味も湧かずしんどかったです。

また、2ヶ月間プレコースの授業だけ受けていれば英語がペラペラになる、なんてことはないです。日々精進しましょう。さもないと、HULTの同級生の会話スピードについていけず、私のように痛い目を見ることになります。

5. ホームステイ

別料金を払って寮に入る選択肢もありましたが、私はホームステイを選択しました。ただ、ホームステイといっても、1つの家にEFの生徒が10人近くおり、ゲストハウスのような雰囲気でした。

私はかなり当たりのホームステイだったようで、美味しい夕食が提供されるだけでなく、朝食昼食はキッチンにある食材を自由に使えたので食費を大幅に浮かせることができました。

6. 卒業要件

入学前にプレコースを選択する人には2パターンあります。1つ目は、EF卒業がHULT入学の条件になっているパターン。2つ目は、自主的にプレコースを受けるパターン。私は前者でしたので、プレコースを卒業したうえで、HULTが規定するEFのテストスコアをクリアする必要がありました。

私の卒業要件は、

  • EFが指定する出席率を満たし一定以上の成績を収めること
  • EF指定のテストで一定以上のスコアを取ること(確かC1レベル)

でした。人によってはHULT側の面接を再度受けた人もいたので、しっかり要件を確認した方がいいと思います。ただ、最終的にこの要件をクリアできなかった人は、私たちの代にはいなかったので、心配しすぎる必要はないかもしれません。

一方で、EFの卒業日がHULTの入学日より前になるように余裕を持ってスケジューリングをする必要があります。十分注意してください。

写真:EFの先生&クラスのみんなで学校裏の観光名所Coit Toweに行きました

 

以上の基本情報を抑えたところで、プレコースに行って良かった理由を深掘りします。

①海外生活に慣れることができ、MIBスタート時のストレスを軽減できた

私は留学まで一人暮らしをしたことがありませんでした。なので、最初の2ヶ月間、衣食住が保障された状態で街に慣れることができたことが何よりも大きかったです。また、プレコースに参加しているMIBやMBAの日本人同級生と、授業が始まるまでに顔見知りになれたことも大きな助けになりました。

特に私たちの代はHULTと同じ建物にEFがあったので、スムーズにMIBに移れたことも良かったと思います。

②(多少)英語を話すことに慣れることができた

正直英語力に関しては現時点でも全然なので偉そうなことは言えませんが、2ヶ月間毎日英会話をしていれば、多少は「英語で会話する」こと自体に慣れます。いきなり入学するよりもスムーズだったかと思います。

とはいえ、HULTの学生はEFの生徒とは比較にならない位ペラペラなので、覚悟しておいた方が良いと思います。共に頑張りましょう。

③ほとんど費用が掛からなかった

奨学金とホームステイのおかげで、2ヶ月間ほとんど費用は掛かりませんでした。6ヶ月コースになると追加で費用が発生するため、ご自身の予算や英語力に応じて決めるのがベストかと思います。個人的には2ヶ月は丁度良かったと感じています。

 

MIB SFについて

スケジュール(年間)

学期は、以下のように分かれています。

  • Fall(9月〜12月)
  • Spring(1月〜4月|一応前半と後半に分かれている)
  • Summer1(5月〜6月中旬)
  • Summer2(6月下旬〜8月)

Fall, Springは、ホームキャンパスでクラス単位で受講します。

Summer1,Summer2はMBAと合同で、キャンパスや授業を自由に選択可能です。私はSummer 1でドバイキャンパスを選択し、2週間ほど滞在しました。

Class2023の場合、受講する科目数はFallは7、Springは10、Summer1,2はそれぞれ2つずつでした。1科目につき授業は5〜7回あり、およそ1ヶ月で初回授業から最終課題提出まで終わります(例えば、9月はAccountingとMarketing、10月はDesign ThinkingとDeta Vidualization、みたいな感じです。まるでコンサルのように、同時並行で複数のプロジェクトが進行します)。

なので、日本の大学と異なり、1学期のなかに何度も期末がやってくるような感覚になります。このペース慣れるまではかなり大変でした。個人的には、まだ授業にも慣れていないうえに、ボスキャリ事前選考が重なるFall Termが一番キツかったです(ボスキャリについては後述)。

 

スケジュール(1日)

授業は1コマ3時間、基本は1日1コマです。3時間とは言っても途中で15分ほど休憩が入ります。

午前中授業があったら午後はチームワークorフリー、といった感じです。

日本の大学と比べると大変ですが、それでも社会人と比較すれば、1日のスケジュールにはかなり余裕があります。しっかり課題の締め切りを把握して、前広に対処していけば、かなり自分の時間を捻出することができます。この時間をどう過ごすかが留学の充実度に大きく関わってきます。私は就活や英語の勉強に充てていました。

 

クラスについて

MIB SFは1クラスだけで、全体で50人弱でした。ほぼ毎日顔を合わせるメンバーになります。

  • 国籍

前評判通り、世界各国からまんべんなく集まっています。Class2023で一番多かったのはインド系でしたが、それでも10名程度でしたので、多様性はしっかり担保されていると思います。様々な国の友達ができました。

  • 就労経験

具体的な数字は把握していませんが、クラスの半分は就業経験あり、残りは大学からそのまま進学、という印象です。MIBの平均年齢は比較的若いです。

 

授業について

EFに比べると授業時間は長いですが、内容は遥かに面白いです。FinanceやMarketingなどのビジネス基礎から、データやAIといったHot Topicまで満遍なく学ぶことができます。

教授陣も毎回授業を工夫して行ってくれます。一方、EFの先生に比べるとかなり早口&ハイレベルな英語なので、気を引き締めましょう。また、予習をしないと授業の内容がわからず、最終課題のときに痛い目を見るので頑張りましょう(自戒も込めて)。

 

英語について

留学開始後1年経ってこのようなことを言うのも恥ずかしいですが、個人的には英語がまだまだ課題です。

リスニングについては、英語が苦手な私でも6割くらいは何を言っているのか聞き取れるようになってきました。ただ、集中を切らすとすぐに迷子になります。また、チームのディスカッションのように複数人が意見を言う場だと、話についていくのは難しいこともあります。

リーディング力はかなり向上したと思います。元々英語が苦手で、長文を見るだけで吐き気がしていましたが、諦めずに読み進められるようになりました(大きな進歩)。

スピーキング・ライティングは発展途上です。日常会話の単純な話題ならまだしも、チームワークでの議論となると言いたいことが上手く伝えられず、日々もどかしい思いをしています。

もし英語に不安がある方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。一緒に勉強しましょう。

 

課題について

課題は大抵、個人課題とグループ課題に分かれます(課題の数は科目ごとにまちまちです)。個人課題の大半はレポート提出ですが、AccountingやFinance、Business Operationは期末試験形式でした。グループ課題は、クラスでのプレゼンが大半です。クラスの前でのプレゼンは最初はとても緊張しました。

  • チームについて

チームは5,6人で編成され、国も人種もモチベーションもバラバラです。2nd Teamでは、参加態度が悪い子が1人おり、かなり揉めました(みんな成績にシビアなため、貢献しない子に厳しい)。

1st Team: 学校指定。Fall Term期末のBusiness Challenge Iまで

2nd Team: 学校指定。Spring Term 前半のBusiness Challenge IIまで

3rd Team: 自分たちで組む。Spring Term 後半のBusiness Challenge IIIまで

4th Team以降: 学校指定。Summer Termの選択科目ごとに変わる

みんなディスカッションに慣れており、1st Teamではほぼ地蔵でした。2nd Team以降もディスカッションで発言はあまりできていませんが、自分の得意な分野(スライド作成や財務関連)を引き受けることでチームに貢献するように意識しました。そのおかげか、3rd Teamのチーム決めであぶれずに済みました。

  • 成績について

各課題の配点は、入学後に閲覧できるポータルサイト(Canvasという名前で、MyHultから入れます)で「Course>科目名>Assignments>SHOW BY TYPE」から確認できます。総合で90%以上取るとA評価です。逆に言えば、10%のミニレポートを提出し忘れるだけでB評価スタートなので気をつけてください。

きちんと要件を守って課題を提出すれば、基本的に単位を落とすことはないと思いますが、A評価を取るのはそれなりに大変です。もし単位を落とすと再履が必要で、別途授業料もかかります。

  • 出席率

San Franciscoの場合、授業開始後5分の間にHultアプリで出欠登録をします。出席率が60%を切ると自動的にF評価になります。日本の大学とは違い、基本的にみんな出席しています。

  • ChatGPTについて

課題やグループワーク、予習、授業中の調べ物など、学校生活の様々な場面で活用しています。ただ、基本的にChatGPTに丸投げしても完璧なアウトプットは出ないので、工夫して使うことが大切です。

写真:多様性溢れるチームメンバー

 

ボスキャリについて

概要

言わずと知れた海外大生向けの就活イベントで、11月中旬にボストンで実施されます。私も昨年、授業を欠席して参加しました。

一度に多くの企業の面接を受けることができるため、効率的に就活を進めることができます。コロナ禍を経て出展企業は減少しているようですが、まだまだ主戦場です。

ボスキャリ当日に企業ブースに赴きエントリーをする「ウォークイン」もありますが、受け付けていない企業もあるため、夏頃にはエントリーして選考を受けておきましょう。ボスキャリ当日は最終面接のみを複数受ける形が最も理想的です。

基本的には新卒向けのイベントですが、第二新卒や中途採用、海外採用の募集もあります。とにかく企業側の採用意欲が高いので、初年度から参加することを強くオススメします。

また、Dual Degreeを取る方はボスキャリを2回受けることが可能なため、どの企業をいつ受けるかといった戦略も重要になります。募集枠の多くは、インターンではなく本採用なので、本番は留学2年目のボスキャリになりますが、1年目で内定を獲得できるとかなり余裕を持ってキャリアを考えることができます。(もっとも外銀などに内定するためにはサマーインターン参加が必須らしいので、そういった企業を目指す場合は留学直後のボスキャリから全力投球する必要があります。)

 

卒業時期問題

HULTはDual Degreeを選択すると4月卒業になります。そのため、留学開始直後のボスキャリでは、応募要件を満たしていない企業も多いです。

例)2024年9月入学、26年4月卒業の場合

留学直後の2024年ボスキャリでは「2026年3月までに卒業予定」が募集要件になっている企業が多いです。企業によって、受けさせてくれる場合と、「来年受けてください」と案内される場合があります。この辺りの対応は企業によって全く異なるので、個別に人事に確認しましょう(大事)。

 

職務経験問題

職務経験があると、募集要項上は受けられない企業が増えます。ただ、募集要項に「職歴なし」と書かれてあっても、個別に連絡すると柔軟に対応してもらえたり、第二新卒枠を案内してくれる企業もありました。とにかく人事に連絡を取ってみることが大切です。

 

キャンパスリクルーティング(CR)

ボスキャリに参加する企業のマイページに登録していると、秋頃に企業からキャンパスリクルーティング(対面での説明会や面談)の案内が来ることがあります。UC Berkeleyで開かれることが多いですが、厚かましく参加しました。周りはBerkeley生ばかりなので、肩身は狭いですが、参加することを強くオススメします。人事と話すことができますし、参加者限定の優遇があることが多いです。

また、色々なイベントに参加していると、大体メンバーが同じなので顔見知りになります。お互い情報共有をしたり、空港やボスキャリ会場で会って話したりできたので、かなり心強かったです。

 

選考

選考内容は概ね国内新卒就活と変わりません。Webテを受け、GDをして、面接を複数回行うパターンが多いです。企業によっては英語面接があります。

所感としては、国内就活よりも面接官からの深掘りが緩いと感じました。企業側もコストをかけてボスキャリに参加しているので、「できれば採用したい」というのが正直なところなのでしょう。また、海外大生は日本の学生と比較して就活対策に力を入れていないことも多少影響していそうです。

だからこそ、徹底的に面接対策をするだけで他大学の学生と差別化ができます。HULT生の強みは就活に対するモチベーションの高さだと思うので、切磋琢磨して高め合いましょう。

 

ディナー

ボスキャリ特有の選考として、「ディナー」と呼ばれるイベントがあります。企業の採用担当者と学生複数名で、高級レストランでお食事をします。企業によって様々ですが、最終選考後に招待されることが多いです。ディナーに呼ばれている時点で内定可能性はかなり高いと思われますが、お酒などで粗相をすると落ちることもあるようなので気を引き締めて臨みましょう。

一般的なテーブルマナーに気を配りつつ、採用担当者や周りの学生と自然なコミュニケーションを取るように心掛ければ問題ないと思います。

ちなみに私も参加しましたが、ステーキもワインも味がしませんでした(笑)

 

(理想的な)スケジュール

【1年目】

7月まで:履歴書、職務経歴書、ボスキャリレジュメなど必要書類を完成させる

8月-11月:面接対策、CR参加、本命以外で要件を満たす企業の選考をできるだけ受ける

ボスキャリ-1日目(水):現地入り

ボスキャリ0日目(木):最終面接や夜のレセプションに参加

ボスキャリ1日目(金):最終面接とディナー参加

ボスキャリ2日目(土):最終面接とディナー参加

ボスキャリ3日目(日):残りの面接、ディナーor帰る支度

【2年目】

1年目より全体的に前倒しで本命企業にエントリー&選考を受ける→現地で内定獲得→終活

 

卒業時期問題など、色々とややこしい条件はありますが、Dual Degreeを取るHULT生は1年半の留学で2回もボスキャリに参加できます。このチャンスを活かさない手はありません。「どの企業を」「いつ」受けるか、しっかり情報収集をして作戦を練りましょう。

実際、私自身は24年のボスキャリが本命ですが、昨年のボスキャリでBig4 FAS含む複数社から内定をいただけたので、現在かなり余裕を持って就活を進めることができています(ここでは書けないことも多いので、もし気になることがあれば個別に連絡を下さい)。

そんな棚からぼたもち的なこともあるので、ぜひ2回とも参加しましょう。

写真:ボスキャリ求人の例(募集職種や要項は企業ごとに多種多様で、随時公開されるのでマメにチェックしましょう)

 

アメリカ生活あれこれ(San Francisco編)

VISA

私たち留学生は、F-1ビザ(アメリカ合衆国発行)とI-20(学校発行)という書類を用意してアメリカに入国します。

具体的な流れとしては、

  1. F-1ビザ申請に必要な書類を用意(パスポート、I-20、戸籍謄本、残高証明書など沢山)
  2. アメリカ大使館に行って申請手続き
  3. 受理されると2週間ほどでパスポートに印刷されたF-1ビザが後日自宅に郵送される
  4. アメリカ入国

私は初めての留学だったので、EFが提携しているビザサポート業者に依頼しました。もちろん自力で用意することも可能ですが、依頼して良かったです(私は自力では無理だったと思います)。

HULT入学が決まったら、1日でも早くF-1ビザ申請準備に向けて動き出しましょう。また、大使館では英語で質問をされるので、最低限の質問には答えられるように用意しておきましょう。

 

引っ越し

私はホームステイだったので、洋服と最低限の身の回りの物だけを持ってスーツケース1つで出発しました。

一人暮らしを始めてからは、San Franciscoのダイソーと日本食スーパー(どちらも少し割高)で日用品や調味料は揃えました。無印良品はないので、便利そうなものは日本で買っておくと良いです。また、コンタクトやメガネの英語版処方箋は日本にいるうちに取っておくと吉です。虫歯も治療しておきましょう。

 

治安

ご存知の通り、San Franciscoの治安は悪化しています。特にTenderloinとCivic Centerの辺りは異様な雰囲気と臭いが漂っています。

とはいえ、学校があるエリアは治安の悪い中心部からは離れており、道の見通しもよいため特に怖い思いをしたことはありません。夜間に出歩いたり、危ないエリアに行かなければ心穏やかに生活できると思います。

もっとも、私は現地で買った電動キックボードをたった1ヶ月で盗まれたので、安全エリアであっても油断は禁物です。

 

服装

San Franciscoは1年を通じてずっと肌寒いです。真夏以外は1枚羽織るものがあった方がよいでしょう。冬は日本ほど寒くはないですが、コートかダウンがあると安心です。

また、雨季になると意外に雨が降るので、傘や防水の靴があると重宝します(雨季以外はほとんど雨は降りません、最高です)。

 

住居

私は学校から徒歩10分弱のColumbus Residenceというアパートに住んでいます。HULTの一人暮らしの学生はここに住んでいる人が多いです。月1,200ドルで、一人部屋、キッチントイレシャワーは共有です。トイレやシャワーは、ジムについてるシャワーのような感じで、1フロアごとに7個ほどあります。築100年なので建物はボロいですが、毎日清掃が入るため清潔ですし、管理人の方がとても親切なので、特にこだわりがなければオススメです。

写真:Columbus Residenceの部屋(一人暮らしには十分の広さです)

 

食事

基本的には自炊しています。食材は、Columbus Residenceから徒歩5分のSafeway、徒歩20分のTrader Joe’s、バスで30分のNijiya(日本食スーパー)で買っています。

  • Safeway: 無料のアプリ会員になるとお得
  • Trader Joe’s: 生鮮食品がSafewayより安い
  • Nijiya: 多少割高だが、日本の調味料などを購入できる

 

通信

Telloという格安SIMを使っています。e-SIMなのでWebやアプリで簡単に購入でき、便利です。また、いつでもプランを変更可能なので、日本帰国前は最低限のプランに変えて節約することもできます。

 

銀行口座

中華街にあるBank of Americaの支店で口座を作りました。対応してくれた行員の方が、とても親切だった(同じアジア人だから?)のでオススメです。ソーシャルセキュリティナンバーを持たない留学生でも作れるSecured Credit Cardという、保証金を入れて使うクレジットカードを作れます。

また銀行への入金は、Wiseという海外送金サービスを使って定期的に行っています。

当初は、両替手数料無料のGMO外貨exと、SMBC信託銀行の海外MBA生向け送金手数料優遇サービスを掛け合わせる予定でしたが、月々の生活費程度の送金だとそれほどコストが変わらないうえ、手間と時間が余計にかかるので結局Wiseに落ち着いています。

 

その他

日本同様、Amazon Primeが非常に便利です。学生は1年間無料なので、登録しておきましょう。返品も簡単で、返送用バーコードをスマホに保存して、UPSストア(宅配便)に持っていくだけです。

ただ日本と違って1日では届かないので注意してください。

 

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

みなさまの留学への不安、少しは解消できたでしょうか?

もし個別に気になることがあれば、お気軽にご連絡ください!みなさんとお話できる日を楽しみにしています。

LinkedIn: www.linkedin.com/in/utamarusogawa

Mail: utamaru.sogawa@gmail.com

 

次はMBAボストンのYusukeにバトンタッチします!