ドバイ生活

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ドバイは、世界でも有数のマルチナショナルシティです。アバヤを着た現地の人々をはじめ、いろいろな国から夢や希望、働き口を求めて様々な人が集まっています。MBA での勉強だけでなく、いろいろなことに刺激を受け、学ぶことが出来るでしょう。治安は東京より良いと評価されています。

<交通情報>
ドバイは車社会です。といって日本車や高級車がたくさん走っていますので、空気が汚い訳ではありません。タクシーは初乗り3AEDです。しかし、10AED 以下でメーターが止まっても、10AED 支払わなければならないので、実質10AEDです。なので、メーター8AEDなのに10取られたとは思わないでください。公共のタクシーは一目で分かりますし、GPS付きなので基本的に遠回りされたりはしません。女性でも夜中でも乗ることは可能です。空港からは初乗りが25AED になります。女性専用のピンクタクシーもあります。男性でも、女性と同伴なら乗ることができます。メトロはとても綺麗ですし、安全です。女性専用車もあります。日本のような痴漢対策というよりは、宗教上の理由だそうです。金曜日はイスラムの礼拝の曜日なので、金曜の午前中、メトロは全部ストップします。13時以降の便からの運行です。

<エリア情報>
学校はMedia Cityにあります。その名のとおり周りにはBBC やCNN をはじめ、メディアや広告関係の会社が多くあります。不動産屋、学校から住居の候補エリアとして勧められる可能性が高い場所について記載します。生活スタイルや予算に合わせて活用してください。実際に生活した立場からアドバイスしますと、夏場の超高温に備えてアクセスが良いエリアや物件をおすすめします。

  • 【Media city area】学校の周りで、インターネットシティ駅の海側です。1000室近くある大型のレジデンツ・ホテルが立ち並び、日本人の駐在員も生活しています。学校までは徒歩10分圏内です。
  • 【Tecom area】学校からインッターネットシティ駅を挟んで砂漠側です。シェア・アパートがたくさん建っています。リーズナブルなレストランやお店があります。学校までは徒歩で15分〜20分くらいです。
  • 【Marina area】マリーナエリアは、学校までは1〜2駅のところです。ハイクラスのレジデンツから、1ヶ月8〜10万程度のレジデンツまで様々です。学校までは、メトロかタクシーを利用することになるでしょう。メトロでマリーナ駅からインターネットシティ駅まで7〜10分、駅から学校まで8〜10分なので、このエリアですと授業が始まる50分くらい前に家を出ることになるでしょう。タクシーを利用すれば、学校まで10分程度で10〜15AEDで到着します。
  • 【Discovery Gardens】ディスカバリー・ガーデンズです。低く目の家賃の住居が並びます。不動産屋や学校が家賃を抑えたいと考えている人には、このエリアの情報を提供することが多いです。学校までは85番のバスを利用すれば、乗換無しで25〜30分で到着します。最も近い駅はIbn Battuta Mall(イブン・バトゥータ・モール)駅ですが、徒歩15分〜20分くらい駅までかかるアパートメントが多いです。このエリアに住居を構えると、授業が始まる1時間20分くらい前には家を出ることになります。タクシーを利用すれば、学校までは15分20〜25AEDで到着します。自家用車を所持、または車を月極や年間レンタルを考えている方には良いエリアでしょう。

<ラマダンについて>
イスラム圏ですので、年に1回1ヶ月のラマダンがやってきます。モールのレストランやファストフード店、大型ホテルのグランドフロアにあるカフェなどは日没まで休業もしくは、テイクアウトのみになります。街中のレストランにはカーテン(日本で言うのれん)やパーテーションが出来て、外から飲食をしている人が見えないようにします。メニューは、通常と同じものを提供していますので、特段不便は感じないでしょう。スーパーやその他のお店は通常通り営業しています。日没後は、通常営業しているお店が多いです。大型のホテルではIftar(イフタール)といって、アラビア語で朝食を意味する活気あるビュッフェを日没後に提供しています。日本とは違った文化に触れる良い機会でしょう。

<現金両替【円からディルハムに替える】>
日本の銀行でも円から現地通貨ディルハムに両替は可能ですが、とてもレートが悪いです。現金を持ち込む場合は、日本の銀行でUSDに替えて現地でUSDからディルハムに両替するのが一番よいです。ドバイの通貨AED(ディルハム)は、USD(米ドル)とペックスレート1USD=AED3.6725です。もちろん両替レートは中値と同じではないですが、ほぼ中値に近いレートだと考えて良いです。両替所によって少し差はありますが、100ドル両替して1ディルハム違うかどうかです。モールの中にいくつかの両替所がありますので、そこで両替するのが良いです。日本の銀行のようにとても厳格ですので、騙されたりごまかされたりすることは基本的にないと考えてください。空港の両替所は、空港両替の手数料(100ドルに毎に15ディルハムくらい)を取られますので少しレートが悪くなります。入国の際に、いくらかの現地通貨が必要かと思われますので、これは必要経費の範囲内と考えてください。

<銀行口座>
Student Visaが発行された後の口座開設となります。開設手続きから1週間くらいで、デビット機能が付いたキャッシュカードが発行されます。インターネットバンキングも同時に開設できます。機能は日本の銀行とほとんど同じです。UAE の現地の銀行は、どこの銀行で口座を開設しても基本的に全てのATMにより出金が可能です。他行のATMの利用料は2AEDであることが多いです。インターネットバンキングも充実しています。以下に現地の銀行をあげますが、他にも現地の銀行はたくさんありますし、HSBCなどのグローバル銀行を利用するのも良いと思います。
・ National Bank of Abu Dhabi
・ Commercial Bank of Dubai
・ Dubai Islamic Bank
現地の銀行は、どこも少なからずオイルマネーを扱っていますので、デフォルトの危険は少ないと言われています。心配な方は、銀行のレーティングを確認した上で口座開設を行ってください。学校に現地の銀行が来てAED建の口座開設を行ってもらえますので、その機会を利用するのもよいでしょう。「現金両替」の項でも記載しましたが、ドバイの通貨AED(ディルハム)は、USD(米ドル)とペックスレートです。AEDとUSDの2種類の口座を開き、日本円からUSD口座に送金して必要な分をインターネットバンキングでAED口座に移し、使用するのが最もレートが良いです。卒業後は使用しなかった分は米ドル建で別の銀行に送金できます。しかし現在、米国のイランへの経済制裁のためUSDの口座開設に審査が厳しい場合があります。日本人でも、審査に合格出来なかったケースもあるようです。

<携帯電話>
現地の携帯電話会社は、大きく2社あります。Etisalat (エティサラット)とdu(ドゥ)です。プリペイド式と年間契約があります。年間契約はビザ発行の後でないと契約できません。

<インターネット環境>
学校内を始めモールやカフェも無料のWifiが使用出来ます。住居でも、インターネット料金がすでにレンタル代に入っている場合がほとんどです。少なくとも1回線使用できますが、パソコン・携帯・IPad と複数回線使用したい場合は、住居契約の時に確認するとよいでしょう。

<運転免許証>
日本の運転免許も持っている場合は、必要書類を提出すればライセンスを取得できます。車を年間レンタルも出来ます。UAEはガソリン代が、日本に比べて非常に安いです。

<日本食材が買える場所>
日本食が買えるお店は、たくさんありますが、学校から近くメトロ&徒歩で行ける範囲ですと、エミレーツモールのカルフールです。インターネットで注文すると日本食材を自宅まで届けてくれるお店もあります。豚肉は、ライセンスを持っているお店でしか購入できないので、どこのスーパーにでも売っているわではありません。

<学校の周りのお店>
スーパー、薬局、ヘアサロン、カフェ、文房具専門店、レストランなどがあります。

<文房具>
学校の近くに文房具専門店があります。日本のメーカーのものも売られています。Financial Calculator は売られている場所がかなり限られます。エミレーツモールのカルフールの中に売られています。授業で必要になると一気にみんなが買いますので、エミレーツモールで買えなかった場合は、かなり遠くの文房具店か個人輸入になります。Professorによっては計算機の機種を指定し、授業が進んでいきますので、一度も金融計算機を使用したことない人は、指示されたものを用意した方がいいです。よって、指示があったら早めに購入することをおすすめします。

<書店>
ドバイモールの中に、Kinokuniyaがあるので日本の書籍も買うことが出来ます。月刊誌も発売日から4〜5日で店頭に並んでいます。ワンピース等の漫画も売られています。種類にもよりますが、日本書籍の値段は日本円ベースで、1.5〜3倍くらいします。テキストは、学校にBook Agentが来ますので、その時に注文できます。もしくはAmazon USAで注文するのが確実で早いのですが、一番早いshippingを選択すると1回で50ドルくらいかかるので、他の学生と協力して申し込んでもよいと思います。

<化粧品と美容品について>
モールに化粧品売場はあります。空港の免税店のような品揃えと考えてください。いつも使用しているものがあるのであれば、日本から持ってくることをおすすめします。シャンプーや石けんなどは、グローバル企業が展開するものはスーパーで購入出来ます。品揃えはよいです。男性のシェービング商品等もたくさん売られています。ハイクラスのヘアケア用品などは、モールのサロンで買うことが出来ます。日本より割高です。ディスカウントストアは無いと考えてください。夏場の日差しがとても強く、時に50℃くらいになりますので、日焼止め・サングラス・日傘は日本から持ってくるのがよいです。日焼止めは、ドバイでも売っていますが日本製の方が優れている印象です。日傘はドバイには売っていませんので、必要な方は日本より持参してください。

<病院と医薬品について>
American Hospital, Medical Care Center など24時間対応の病院があります。対応や衛生状態、機器は良いです。新しく開設している病院もありますので、入学が決まったら調べておくことをおすすめします。
薬は大抵のものは学校から2〜3分くらいのところにある薬局で手に入ります。しかし、日本製のものは無いので、必要な人は持参すると良いでしょう。