Boston

在校生ブログ_#72 ポストMBAキャリアのリアル

こんにちは。BostonのMBAに在籍しているKoです。

今回は皆さんが気になっているであろうポストMBAの就活に焦点をあててブログを書いていきたいと思います。本稿の内容は大きく4つです。

アメリカ現地就職に向けた就活

まず一般論として、就活では国、業界、職種の大きく3つの軸があると言われています。そして多くの皆さんにとってアメリカで就職したいと考えた場合、国を変えることになるかと思います。その場合、業界と職種まで変えることは現実的ではないと感じています。

その理由は明確で、企業にとってメリットがないからであると理解しています。特に昨今のビザに関する先行き不透明な状況において、私たちがアメリカで就職するためには企業に対してビザスポンサー等のコスト以上にメリットを提供する必要があります。それだけのメリットを提供できる仕事は何かと考えると、基本的にはこれまでのキャリアの延長線上となるポジションになるかと思います。

私もアメリカでの就職を希望していますが、「やりたいこと」ではなく「できること」をベースにポジションを探しています。ネイティブの人たちと英語で仕事をするというだけでもハードルがあるはずです。そのため、まずはこれまでの経験をベースにバリューをだし、その上で「やりたいこと」にキャリアを徐々にシフトしていく戦略をとろうと考えています。

日本での就活

日本での就職を考える場合、国は変わりませんので業界や職種の変更にチャレンジすることは可能だと思います。この点について、私の経験も踏まえて共有したいと思います。

まず、日本での就活といえばボスキャリがあります。ボスキャリには様々な企業が参加しており、一部アメリカでのポジションも存在するため、就職したい国によらずチェックすることをお薦めします。そして、このようなキャリアイベントを実施している国は他になく、Hultのクラスメイトからも羨ましがられるイベントです。

このチャンスを最大限活用するためには準備が重要です。私は4月から6月の間にレジュメを作成し、オープンしたポジションに順次応募をし、9月の第1週から面接がスタート、11月のボスキャリ期間中に最終面接というスケジュールでした。もちろん応募する業界やポジションによってスケジュールは変わりますが、必要な書類等を早期に確認して準備を開始することをお薦めします。

ボスキャリ以外でも通常の転職の形式で就活をすることが可能です。実際に私もこれまでの経歴とは業界や職種が異なるポジションを含めて複数ポジションに応募をしており、選考を進めていただいています。

就活におけるMBAの価値

Hultを選んだ方の中には、もしかしたらランキングや知名度の面で不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。ただ、この点で心配はいらないかと思います。少なくとも私は日本での就活において応募した企業全てで面接までは到達しており、Hultだからという理由で選考が進まなかった経験はありません。

一方で、MBAは魔法の杖ではないということに注意する必要もあると思います。MBAはあくまでこれまでのキャリアというベースにadd-onするものです。MBAという学位をとるだけでは経営やビジネスができるようになる訳でも、どんな業界や企業にも行けるようになる訳でもありません。

実際、面接においてMBAでの学びについて深掘りされる機会は少なく、基本的にはこれまでの職歴における成果について質問されるケースがほとんどです。そのため、これまでのキャリアで何をしてきて、将来何をしたいのかを明確にし、そのギャップを埋めるためにMBAに行くんだ、という目的意識が重要です。この目的意識が明確であれば、1年という短い期間を有効活用してご自身が希望するキャリアへとシフトすることが十分に可能だと思います。

これから留学する皆さんへ

留学前の皆さんへ1つアドバイスをさせていただくと、今できることに最大限取り組んでいただきたいと思います。上述のように、ポストMBAの就活であっても基本的にこれまでのキャリアが基本になるので、留学までの期間は仕事にしっかりと向き合うことが重要です。そして、その姿勢自体がMBAでの学びやポストMBAで大切になってくると感じています。

留学準備という観点では、各々の留学の目的に合わせて準備をしていただければよいと思います。英語を例にすると、以下のように考えられます。

  • 英語「を」学びたい ⇒ 語学面の準備は最低限でOK
  • 英語「で」学びたい ⇒ 授業の学びを最大化するためにリスニングスキルが必要
  • 英語で「ディスカッション」がしたい ⇒ 一定以上の語学スキルだけでなくアカデミックな知識も必要

このように、留学を通じて何を得たいのか、という目的に応じて必要な準備も変わってきます。そのため、繰り返しになりますが留学する目的を自分の中で明確に言語化しておく必要があると考えます。

ここまで、あえて非常に現実的な目線で共有させていただきました。とはいえ、夢や理想を持つことも同様に大切です。理想と現実の両方をみることが重要ですので、どちらか一方に偏りすぎないよう、上手くバランスをとっていただければと思います。

最後になりますが、留学前で不安をお持ちの方も多くいらっしゃると思います。直接相談がしたいという場合にはお気軽にご相談ください。いつでもウェルカムです!