Boston

在校生ブログ_#2. Boston MBAの日常について

サンフランシスコ校のKenさんからバトンを受け取り、再び投稿をさせていただくYuzoです!
改めて自己紹介をさせていただきますが、2022年9月よりBostonキャンパスでMBAを学んでおります。
ちなみにこのブログリレーの発起人です笑
これまで約10年間、エネルギー業界で幾つもの国際的な石油ガス関連事業におけるプロジェクトマネジメントを主に従事してきました。
今回のブログでは、Hultを志望した理由と、学業や普段の日常について発信していきたいと考えています。
少し長くなりますので、お時間のある時にゆっくりと読んでいただければと思います笑

1、 Hultを志望した理由
先ずは志望動機からになりますが、2つの理由があります。
1つ目は、「タイミング」です。今年の春に第2子が生まれたタイミングで育児休職を取得したのですが、この育休期間中に何か新しいことに挑戦したいと考えたときに、MBAが頭に思い浮かび、次の瞬間には海外のMBA説明会に参加しHultに出会い、実力試しのつもりで受験したらあっという間に合格をいただいてしまいました(挑戦を決めてから合格をもらうまでに1か月もかかりませんでした)。育休中に完遂できる1年間のMBAプログラムというのが、大変魅力的でした。
2つ目は、「米国のビジネスを学ぶ」ためです。近年、日本の世界における経済の影響力は年々低下しており、私も国際的な入札案件において、アジア各国の企業との熾烈な競争の末に競り負けることが多くなってきており、既に技術力も価格競争力も差別化できずにいることを、実際のビジネスを通じて感じておりました。そこで世界最大の経済大国である米国でビジネスを学び日本に持ち帰ることで、日本の企業が再び世界のビジネスの先端をいけるように変革していきたいと考え挑戦を決めました。

【入学式の日の全体集合写真(ど真ん中、前列から2番目の青いシャツが筆者)】

【友人宅でのパーティの様子】

 

2、 Bostonでの生活について
先ずは、学業についてです。今年は世界約45か国から140名以上の学生がBostonキャンパスにMBAを学びにきています。これまでもDiversityな環境で仕事をしてきましたが、それに負けず劣らずの学習環境に、日々刺激を受けています。授業の内容自体は、まだオリエン期間のようなもので難しくはありませんが、とにかく授業中に発言をすることへの難しさを感じています。外国の方々は、教授の話を遮って質問をしていき、質問を投げかけられると間髪を入れずに挙手して発言をしていきます。中には、答えがわからなくても注目してもらうために挙手しているんだ!という猛者もおり、なかなか付け入る隙がありません。まだ授業が始まって1週間ですが、2回しか発言できていないので、彼らに負けずにガンガン発言していけるように頑張っていきたいと考えております。また、これからはクラブ活動にも精を出したいと考えており、コンサルティングクラブの幹部に立候補したり、自分たちでクラブを立ち上げようとしています。

続いて課外活動ですが、こちらも色々と挑戦しています。
一つ目は、「ボーゲル塾」というボストンに留学してきている日本人学生(主にハーバード&MITの方々)の有志の勉強会に参加しております(高校・大学と塾生だったので何だか懐かしさを感じております笑)。ビジネス、サステナビリティ、政治・経済の3つの分科会に分かれ、それぞれが設定したテーマにそって研究を進め、発表をしながら知見を高めあうアカデミックな活動になります。私は、MBAを志望した理由である「米国のビジネスを学ぶ」ためにも、ビジネス分科会を選び、その運営リーダとして参画しています。参加者と勉強会をしながら、MITのキャンパスツアーやハーバードでイベントをする等、勉強に限らずネットワーキングの場としても色々と得られるものの多い活動になっています。

2つ目は、現地の「コンサルティングプロジェクト」への参加です。当初はインターンの予定でしたが、VISAの問題等もあり、今期はボランティアで参加させてもらっています。ボストンの社会課題を解決するためのプログラムであり、国際的に事業を展開するコンサル会社の下、私はボストン郊外の託児所のDX推進のために日々活動をしております。現在のチームには最後に参加した身ですが、これまで国際的なプロジェクトで多国籍チームをマネジメントしてきた経験を活かして、加入して3日にして若手ながらリーダとしてエチオピア・ナイジェリア・ネパールから来た方々の混成コンサルチームをリードし、クライアントとのミーティングも回しております(授業と違ってビジネスになるとスイッチが入り、ガンガン詰めに掛かります笑)。
既に次のプロジェクトの話や正式なインターンの話もいただいておりますので、クライアントの事業の成功にコミットして、我武者羅に働きたいと思っています。(既に寝る間がないくらい忙しいです、、、笑)

【写真はMITキャンパスツアーの時の写真】 【MITキャンパスから見るチャールズ川】

続いて生活についてですが、私はAllstonという地域のシェアハウス(ハーバードビジネススクールのすぐ近く)に現在住んでいます。キャンパスまで自転車で25分程度かかりますが、月900ドルとボストンにしては比較的お財布に優しい価格。そして、何といってもフラットメイト達がハーバードに通う超優秀な方々なのが何よりも刺激的です。国籍も、トルコ、バングラディッシュ、中国、アメリカとバラバラで、苦学生であるためハングリー精神溢れています。バックグランドもバラバラで、元国連大使、元外交官、ドクターを目指す学生(天才的で、Pythonなどのプログラミングや統計学を教えてもらっている笑)、そして米国のインテリジェンス機関(C○A)に働く分析官で、彼らの日常が、凡人にはあり得ない話ばかりで聞いていて飽きません。しかも人格者ばかりで、この家に入れて本当にラッキーでした。

【写真はメイト達と調理したジョージア料理】

こちらでの食事は基本的に自炊で、今のところ、月に200~250ドルくらいで済んでいます。(もっと削れば150ドルくらいまでいけます)
昼は自炊した料理(トマト缶に色々な野菜と鶏肉をぶち込んだ鍋料理と、オートミールで作った野菜炒飯)を弁当に詰め込み、夜はヨーグルトとナッツだけにするなど、健康的かつ質素なもので我慢しています。

【写真は、筆者が毎日食べている料理です。お目汚しご容赦下さい笑】

さて、とんでもなく長くなってしまいましたので、この辺までにしたいと思います。また、どこかのタイミングで挑戦の数々を報告できるように頑張っていきます。
さて、次回はドバイキャンパスのShotaにバトンを渡したいと思います。Shota、任せたぞ!!