はじめまして。
2023年9月ボストンキャンパス入学のTakaと申します。
MBAの学位を取得すべくHultの門を叩きました。
プログラム開始に先立ち、世界最大の語学学校であるEFのプレコースに通うために2ヶ月前よりボストン入りしております。
本日は、HultではなくEFでの生活をメインに情報発信したいと思います。
Contents
- 自己紹介
- EFでの学び
- 授業外の時間
- 最後に
自己紹介
私のキャリアは大きく2つに分けることができます。
1つ目は、新卒で入所した監査法人で監査業務に従事した後、海外のコンサル会社で主に日系企業の海外進出をサポートする等、企業外部の第三者の立場で役務提供したこと。
2つ目は、日系航空会社や北欧系外資等の事業会社で経理・財務のメンバーとして企業内部の当事者として業務を遂行したこと。
上記2つの立場で、会計をベースにキャリアを積んできました。
趣味はスポーツ観戦で、特に野球とサッカーが好きです。
大学生のときは東京ドームでグラウンド整備のアルバイトをしていました。
私は会社を退職して私費でMBA留学することになったわけですが、MBAについてはまだ学校が始まっていないのでその話は後日することとして、今回はEFでの実体験を紹介したいと思います。
<EFボストン校>
EFでの学び
海外で大学院を受験する場合、一般的にはTOEFLやIELTS等の英語スコアの提出が求められます。
Hultについても同様であり、原則としてこれらいずれかのスコア提出が求められるのですが、実はもう1つのルートがあります。
それは、EFのプレコース(6ヶ月or 8週間)を修了することです。
私は英語要件をクリアしていたのですが、日頃英語をたくさん話しているわけではなかったので、少し早めに渡米してEFで英語に慣れておきたいと考えておりました。
一方、直前まで仕事をして渡米後の生活費を稼いでおきたいという思いもありとても悩ましかった記憶があります。
幸いHultよりEFの授業料相当額を奨学金としていただくことができたので、8週間コースに参加することになりました。
EFは、下表のとおりCFRSに基づいたレベル別にクラスが分けられています。
【引用元】https://www.efset.org/ja/english-score/
実はどのクラスにいるかが重要でして、上述したEFのプレコースを「修了する」とは、卒業試験でC1レベルを達成することを意味します。
C1がどのレベルかというと、上表のとおりTOEFLで95点〜IELTSで6.5〜となります。
つまり、修了するためには授業をただ受けていれば良いというものではないのです。
1年前にHultに入学した方より、「授業内で話す機会はC1を境にかなり多くなるから、最初からC1で授業を受けられるよう準備しておいた方がいい」とアドバイスをいただいていたので、クラス分けテストでC1レベルを狙いました。
しかし、リスニングが壊滅的でB2クラスで開始することに。
EFでは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能を総合的に鍛える授業がメインとなり、講師がテキストに沿ってレクチャーを進めるのですが、私が入ったクラスはC1ではないこともあって話す機会は思った程多くありませんでした。
クラスを上がるには、6週間に1回のProgress Testで良い点を獲得するか、講師の推薦を得るという2つのパターンがあります。
私は折り返し地点の5週目からC1 に上がることができたのですが、配布されたテキストを見て驚きました。
長文読解で知らない単語がとても多かったのです。
B2とC1でこうまでもレベルが違うのかと思いました。
また、扱うテーマについても、B2では”世界のセレブにはどんな人がいるか”、”eスポーツはスポーツと言えるか”という割と親しみやすいものだったのに対し、C1では”再生可能エネルギーにはどのようなものがあり、各国ではどの分野が多く取り入れられているか”、”安楽死の法制化の是非”など、日本語でも難しいテーマでディスカッションを行います。
C1のクラスメイトはスピーキングに長けた人が多いので、授業中も意見がよく飛び交いました。
EF経由でHult入学を検討されている方は、スタート時からC1に入れるくらいの準備をすることをお勧めします。
<EFに通い始めた頃の集合写真>
授業外の時間
EFで授業を受けるのも大事なのですが、EFの醍醐味はその環境にあると考えます。
授業後に世界中から集まってきている生徒と交流することができるのですが、彼らとコミュニケーションを測るためには必然的に共通言語である英語を話すことが求められるので、スピーキング力を伸ばすにはこの「授業外の時間」が鍵となります。
授業が終わってから部屋に閉じこもっていてはもったいないです。
ヨーロッパ系、南米系、東南アジア系ではそれぞれ考え方やノリが異なるので、多様性を学ぶ絶好の機会ともいえます。
彼らと接していて早々に気づいたのは、英語を勢いよく話してはいるものの、文法の間違いを気にせず知っている単語を繋げているだけの人が多かったこと。
文法が合っていないから会話が通じないかというとそうでもない。
会話において細かな文法を気にしなくていいというマインドを持てたのはよかったです。
私は顔が濃いこともあり、南米系の人達と仲良くさせていただきました。
みんなフレンドリーでとても明るかったです。
<EFの仲良しグループでボストン散策>
EF期間中は真夏だったのでビーチに行ったりしましたし、野球好きなのでフェンウェイパークでレッドソックスの試合を何度も観戦しました。
また、ボウリングしたり飲みに行ったりと、授業よりもアフター5の方が忙しかったかもしれません。
<野球好きにはたまらないフェンウェイパーク>
EFを卒業し、授業よりも長い時間を共有した彼らとお別れするのは寂しいですが、今の時代SNSでお互いの近況を知ることができますし、いつでも連絡がとれるので、いつか彼らの国で再会したいと思います。
そして、美味しいものをご馳走になります(笑)
最後に
EF期間中の生活についてイメージできましたでしょうか?
個人的にはこの2ヶ月間は良い経験だったと思います。
TOEFLやIELTSでスコアを持っている方でも、Hultのキャンパスがある地域で生活したことがない方は、現地での生活に慣れるという意味でも前乗りすることをお勧めします。
銀行口座開設、携帯電話契約、Hult開始後に住むお部屋探しなど、EF期間中に準備することができます。
<HultのMBA同期と>
先日、Hult開始前にMBAの同期の方達とディナー会をしました。
皆さん、EFの生徒以上によく喋る(笑)
そして、とてもフレンドリーなのでこれからが楽しみです。
彼らに負けないよう頑張りたいと思います。
以上、長文駄文失礼しました。
次はドバイのMinoさん、お願いします!