留学準備

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このページでは、HultボストンキャンパスにMBA留学が決まったときに、必要となる準備のポイントを紹介します。学校からビザなどの手続きについて指示がありますので、それに従ってください。

<日本での準備>

  • 予防接種:アメリカに留学するためには、複数の予防接種を受ける必要があります。特にB型肝炎は最長で6ヶ月の間隔を開けて3回接種するので完了まで時間がかかります。アメリカは医療費が高いために、予防接種の費用も日本より高額になりますので、なるべく日本で接種することをおすすめします。
  • 保険:学校から必要な保険の手続きについて指示があります。
  • 引っ越し:ボストンやケンブリッジ周辺は家賃をはじめとした生活費用がアメリカの中でも高いと言われています。そのため、単身者の場合はルームシェアを選択する人も多いです。ボストンには日系の不動産屋が何軒かあり、インターネットで調べて日本から物件を決める場合もありますし、現地を見てから決める場合もあります。7月から8月は多くの学生がやってくるため物件の競争率が上がります。引っ越し荷物の輸送は航空便と船便があります。航空便の場合は1週間から2週間程度、船便の場合は1ヶ月程度かかります。船便の方が安いです。
  • 文房具:アメリカでもいろいろな文房具がもちろん手に入りますが、ペンやノート、手帳など文房具にこだわりがある方は日本で買いだめする方が得策でしょう。アメリカの文房具はサイズや質が日本のものとは異なります。ボストンでは日本の文房具はあまり手に入りません。また、アメリカの長さの基準はヤード・ポンド法を採用していますので、用紙の大きさも国際標準のA4ではなくレターサイズという若干幅が広く、縦が短いものになります。A4用紙はオフィス用品チェーンのStaplesなどの通信販売で入手できますが割高になります。そもそもティッシュペーパーをはじめとした紙類が高いです。
  • 日本グッズ:留学先で各国の文化が話題になることがあります。それをきっかけに日本の伝統や文化を紹介することもあります。そんなときのために、浴衣(着物でなくても大丈夫です)や扇子、おりがみなど日本のものを持参すると国際交流を深めることができるでしょう。

<ボストンでの生活の立ち上げ>

  • 銀行口座:家賃や電気料金の支払いのために、アメリカについたらまず銀行へ行って口座を開設しましょう。Bank of Americaの口座を開設する学生が多いです。理由は、ボストン市内に支店・ATMが多数あること(Hultの1FにもBoAのATMがあります)、Hultボストンキャンパスの法人口座であることが挙げられます。次に多いのが、Citizens Bank、Citi Bank です。Chase Bank は殆どみかけません。口座開設は最寄の支店でできます。その際、パスポート、ビザ、住所を証明する書類(例えば、住所が記載された郵便物)が必要です。家賃の支払いなど、パーソナルチェックが好まれることもあるため、口座開設と合わせてチェックを購入すると便利です(銀行によっては口座開設時に無料で提供してくれます)。銀行のカードには、デビットカードの機能が付いています。日々の生活に伴う費用は、デビットカードでほぼすべて支払うことができます。ただ、Amazonなど、インターネットショッピングでは、米国のクレジットカードを求められることもあるので、日本よりも手数料率の低い米国のクレジットカードを、別途作ることも選択肢の1つです。
  • 携帯電話:携帯電話はプリペイドもしくは2年契約になります。使い方にあったプランを選択しましょう。
  • 在留届:在ボストン日本国領事館に在留届を申請しましょう。オンラインでも申請できます。また、在外選挙の登録には時間がかかります。希望する場合はできるだけ早く手続きしましょう。
  • 運転免許やLiquer ID:マサチューセッツ州の自動車運転免許を取得する場合は、MassDOTに申請し、コンピューターでの筆記試験とロードテストと言われる実技試験を受けます。ロードテストには試験用の自動車と免許を持った同乗者が必要ですが、ともに自動車学校にお願いすることができます。自動車を運転しない場合は、Liqure IDという身分証明書を持つこともできます。こちらも、MassDOTが発行しています。お酒を飲むときや買うときにIDの提示が求められますので、IDを所有していると便利です。

<運転免許の取り方

運転免許取得しましたので体験談をご紹介します。(2013年度卒)

まず始めにSocial Security Officeに行ってDenial Letterをもらいます。オフィスはNorth Stationの西隣にあります。提示したのはパスポート、ビザ、I-94、I-20。オフィスに備え付けてあるDenial Letter専用の申請用紙に記入すればその場で発行してもらえます。 Denial Letterである理由は、学生ビザの場合、Socail Security Number (SNN)が発行されないためです。
次に、MassDOTのウェブサイトにて、New Learner’s IDを申請します。
そして予約した上でRMVに筆記試験を受けに行きます。
必要書類は、パスポート、ビザ、SNNのDenial Letterなど、ちゃんと申込時の注意事項に書いてあります。
筆記試験にめでたく合格したら、ロードテスト(実技試験)をウェブもしくは電話で予約し、受験します。

Liquor IDの場合も、自動車の筆記試験と実技試験がないだけでプロセスは同様です。

ロードテストで不合格になったという日本人の方がときどきいますので、自動車学校に2~3回通って試験のノウハウを学ぶことをおすすめします。筆者の場合はSouth BostonにあるCity Auto School(城市駕駛學校)を利用しました。ロードテストで必要となる、自動車や同乗者も対応してもらえますので便利です。